マカに含まれているアントシアニン

マカにはアントシアニンが含まれています。
ここでは、マカに含まれているアントシアニンの効果や、マカに含まれているその他の栄養素との相乗効果について説明します。

マカに含まれるアントシアニンとは?

マカには、二次代謝産物のアントシアニンが含まれています。

二次代謝産物とは、生きていくのに必須ではないが、環境に適応するのに役立つ物質で、薬効があります。

アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、天然の色素です。
青、赤、紫の色を持ち、現在までにわかっているだけで500種類もあります。

アントシアニンの働き

紫外線を大量に浴びると、人も植物も、細胞のDNAが破壊されます。
人の場合は、メラニンという黒色の色素が紫外線を防ぐので、紫外線を浴びるとメラニンが沈着して肌が黒くなります。
植物の場合は、アントシアニンが、紫外線を吸収して、紫外線によるダメージを防ぎます。
ですので、アントシアニンを多く含む植物は、紫外線を浴びて紫色が濃くなります。
マカにも、特にアントシアニンを多く含んでいる、紫色のマカ・モラーダという種類があります。

アントシアニンには次の働きがあります
・眼精疲労の予防、改善
・抗酸化作用、免疫力向上
・血糖値を下げる
・血管を保護して強くする
・血小板の凝固を防ぐ
・ヒスタミンを減少する

アントシアニンとマカの栄養素の効果

マカは、ペルーのアンデス山脈の高地が原産地の植物です。
アンデス山脈の高地は、標高が4000メートルもあり、日中の温度差が30度、日照りもあれば、雹(ひょう)が降ったり、霜が降りたりします。
マカは、この過酷な環境を生き抜くために、土地の栄養を根こそぎ吸い出して根に貯めこむので、
栄養素を豊富に含んでいます。

マカは、アントシアニン以外にも、上記の「アントシアニンの働き」と同じ働きをする成分を多く含んでいるので、マカでアントシアニンを摂取すると、相乗効果で次のような効果が見込めます。

・眼精疲労を予防、改善する
・アンチエイジング効果
・免疫力の向上
・生活習慣病の予防、改善
・花粉症の予防、改善

マカに含まれているアントシアニンと、その他の栄養素が、どのように関連して上記の効果を及ぼすのかを詳しく説明します。

眼精疲労を予防、改善する

眼精疲労とは、小さい字を読んだり、パソコンやスマートフォンなどの目を使う作業を続けて、継続的に目が疲れている状態です。
目の痛みや、かすみ、疲れ、まぶしい、などの症状を回復しないまま放置していると、頭痛、肩こり、
吐き気、などが起こり、睡眠や休憩を取っても回復しなくなり、重症な場合は鬱を引き起こすこともあります。

目の網膜には、光を感知し、脳に信号を伝える「ロドプシン」というたんぱく質があります。
ロドプシンは、光を感知すると分解することで、情報を電気的信号に変えて、脳に送ります。
ロドプシンは、その後、瞬時に再合成され、また、分解することを繰り返します。
こうして信号を送り続けて、「ものが見える」という感覚を脳が診断することを助けます。

目を酷使して、再合成の機能が低下すると、分解する速度に追いつけなくなり、疲れ目やかすみ、痛みなどが生じる原因となります。
アントシアニンは、このロドプシンを再合成する働きを促す作用があります。

また、長時間、集中して細かい字などを見つめて、目の筋肉が固まって焦点が合わなくなった時に、筋肉の疲れをとってピント機能を調節する働きもあります。

ですので、アントシアニンは、眼精疲労の予防、改善に高い効果があります。

マカには、アントシアニンの他にも、

・ビタミンB1・・・筋肉の疲れをやわらげる
・ビタミンB6・・・目の細胞の代謝をサポート、充血を防ぐ
・ビタミンC・・・角膜や水晶体に含まれるコラーゲンの合成に必要、疲れ目を防ぐ
・ビタミンE・・・血行をよくして目に栄養素を行き渡らせる

などの、眼精疲労の予防、改善に効果のある成分が含まれています。
ですので、マカでアントシアニンを摂取すると、これらの成分との相乗効果で、眼精疲労の予防、改善の効果が期待できます。

アンチエイジング効果、免疫力向上

アントシアニンには、高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きのことです。
活性酸素は、もともとは、酵素の働きを助け、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃して酸化させるよい働きをもっています。
しかし、なんらかの原因で、活性酸素が増えすぎると正常な細胞を攻撃して、酸化させてしまいます。

目の水晶体が酸化すると、水晶体が濁り、白内障を引き起こします。
ですので、アントシアニンは白内障を予防、改善する効果があります。

また、あらゆる細胞が酸化されてダメージを負い、機能が低下して老化が進むことを防ぐので、アンチエイジング効果もあります。
さらに、細胞の老化が予防されると、細胞が活発に働くので、免疫力も向上します。

マカにはアントシアニンの他にも、ビタミンCやE、二次代謝産物のサポニンなどの、抗酸化作用 がある成分が含まれています。
ですので、マカでアントシアニンを摂取すると、アンチエイジング効果や免疫力の向上が期待できます。

生活習慣病を予防、改善

アントシアニンには、

・血糖値を下げる
・血管を保護して強くする
・血小板の凝固を防ぐ

などの働きがあるので、

・血糖値が下がって糖尿病になることを予防、改善する
・血管がもろく、固くなって動脈硬化になることを予防、改善する
・血液をさらさらにして脳血栓や心筋梗塞を予防する

など、の効果があります。

マカには、アントシアニンの他にも

・亜鉛・・・血糖値を下げる
・ビタミンB1・・・糖の代謝(栄養素をエネルギーに変えたり、蓄積したりすること)を良くする
・サポニン(二次代謝産物)・・・コレステロール値を下げる

などの、生活習慣病の予防、改善効果がある成分が含まれています。

また、高血圧の原因となるストレスを予防、緩和する働きや、肥満を予防する働きもあります。
マカでアントシアニンを摂取すると、これらの成分の相乗効果で生活習慣病の予防、改善効果が期待できます。

花粉症を予防、改善する

アントシアニンには、アレルギー症状のかゆみをもたらすヒスタミンを減少させる働きがあります。
マカにも、ヒスタミンが放出されるのを防ぐ「ヒスタミン遊離抑制作用」があります。
ですので、マカでアントシアニンを摂取すると、花粉症などによって起こるヒスタミンによるかゆみを予防、改善する効果があります。

効果的な摂取方法

アントシアニンは、摂取すると24時間以内に体外に排出されてしまうので、毎日摂取する必要があります。

マカはもともと、必要な量を、毎日続けて摂取することで効果を発揮します。
ですので、マカでアントシアンにの効果を期待したい場合は、アントシアニンの効果が途切れないように、毎日忘れずに摂取しましょう。マカは、必要な量を一回でまとめて摂取するよりも、分けた方が効果が高いので、数回に分けて摂取するといいでしょう。

また、アントシアニンには、眼精疲労を回復する効果がありますが、マカを摂取するだけで眼精疲労が完全に予防、改善できるわけではありません。

マカを摂取しつつ、

・パソコンなどを使用する時には、60分につき、10分ほど休憩する
・目や肩を温める
・過労や睡眠不足を避ける
・軽いストレッチをする

などを同時にこころがけると、より高い効果が期待できます。

まとめ

アントシアニンは、マカに含まれている二次代謝産物です。二次代謝産物とは、植物が生きていくのに必要ではないが、環境に適していくのに役立つ成分です。アントシアニンは、ポリフェノールの一種の天然の色素で、青や赤色、紫色を持っています。

アントシアニンには、

・眼精疲労を予防する
・高い抗酸化作用
・生活習慣病の予防、改善
・花粉症の予防、改善

などの効果あります。マカは栄養素を豊富に含んでいるので、アントシアニン以外にも上記の効果を持つ成分が多く含まれています。ですので、それらの成分との相乗効果で、より高い効果が期待できます。アントシアニンは、摂取後24時間で体外に排出されます。ですので、マカでアントシアニンの効果を期待する場合は、一日の必要量を、数回に分けて、毎日忘れないように摂取するとより高い効果が期待できます。

関連記事Related