マカに含まれているカルシウム

マカには、カルシウムが豊富に含まれています。
ここでは、マカに含まれているカルシウムの効果や、マカに含まれているその他の栄養素との相乗効果について説明します。

マカに含まれているカルシウムの量

マカには、カルシウムが100グラム中332ミリグラム含まれています。

カルシウムが多い食品で知られる牛乳のカルシウム含有量は110ミリグラム、ヨーグルトで120ミリグラムなので、マカのカルシウムの量の多さが判ります。

ただし、マカの一日の摂取量の目安は1500ミリグラムなので、一日にマカで摂取できるカルシウムの量は4.98ミリグラムです。
マカは4000ミリグラム(4グラム)以上摂取すると、過剰摂取で副作用が起こる場合があるので、マカを一度に100グラム摂取することは現実的ではないことに注意してください。

なお、マカは栽培された土地や環境、栽培方法で含まれる成分の数や量が違うので、含まれていいるカルシウムの量も製品によって異なります。

カルシウムの働き

カルシウムは、人間の身体になくてはならない必須ミネラルのひとつです。
人間の身体の中に一番多く含まれているミネラルで、体重の1~2%を占めています。

カルシウムの99%は骨や歯の材料となるので、私達の身体に重要な役目を果たしています。

残りはたったの1%ですが、

・神経や筋肉の興奮を抑制する
・体液をアルカリ性に保つ
・出血の際に血液を固める
・細胞分裂を促す
・ホルモン、神経伝達物質、消化酵素などの分泌の合図をする

など、こちらも大変重要な働きをします。

カルシウムとマカの栄養素の効果

マカは、ペルーのアンデス山脈の高地という、高度4000メートル、温度差が30度、日照りがあれば霜や雹(ひょう)も降る、という環境で育ちます。
この過酷な環境を生き抜くために、マカは土地の栄養素を根こそぎ吸い出して根に貯めるので、栄養素を豊富に含んでいます。
ですので、マカでカルシウムを摂取すると、他の栄養素との相乗効果で次のような効果が期待できます。

・ストレスを予防、緩和する
・骨粗しょう症を予防、改善する
・美肌効果やアンチエイジング効果をもたらす

それぞれの効果と、マカのカルシウムとその他の栄養素が、どのように関連するのかを詳しく説明します。

ストレスを予防、緩和する

カルシウムには、神経や筋肉の興奮を抑制する働きがあります。
神経の興奮を抑えると、神経が過敏になることを防ぎます。
また、細胞の情報の伝達をよくするので、情報がスムーズに伝えられ、イライラが抑えられます。
さらに、筋肉の動きをスムーズにするので、身体の動きがなめらかになります。

このような作用があるので、カルシウムを摂取するとストレスが減ります。

マカには、カルシウムの他にも、

・幸せホルモンとよばれ、ストレスを緩和する働きがあるセロトニンの材料になる、トリプトファンやフェニルアラニン
・セロトニンを増やす働きがあるグリシン
・神経を正常に保ち、不安や興奮を感じにくくして、ストレスに対する耐性を高くするビタミンB1
・ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンの生成に不可欠なビタミンC
・ストレスに対抗するエネルギーを産み出すマカミド、マカエン、サポニンなどの二次代謝産物

が、含まれており、これらの相乗効果でストレスを予防、緩和します。

※二次代謝産物とは、植物が生命活動を行うのに必須ではありませんが、環境に適応していくのに役立つ成分のことで、薬効があります。
二次代謝産物が多いものほど薬効が高く、マカには多いものでは28種類の二次代謝産物が含まれています。

骨粗しょう症を予防、改善する

骨粗しょう症とは、後天的に骨の強度や密度が低下する症状です。
骨粗しょう症になると、骨折しやすくなります。
人は、加齢と共に骨粗しょう症になりやすくなりますが、年を取って骨折し、歩けなくなると、骨折が治っても起き上がれなくなってそのまま寝たきりになってしまう場合があります。

カルシウムが不足すると、骨の材料が足りなくなって骨粗しょう症になるので、カルシウムを摂取することが大切です。
しかし、カルシウムは吸収率が低く摂取した量の10~50%しか吸収されません。
マカには、カルシウムの吸収率を高める効果があるマグネシウムも含まれているので、骨粗しょう症の予防や改善に効果が期待できます。

カルシウムと一緒に骨粗しょう症を予防するマカの成分

・アミノ酸

骨はコラーゲン繊維にカルシウムが付着してできるので、コラーゲンをつくったり摂取したりすることも大切です。

コラーゲンはアミノ酸からできています。
マカには18種類ものアミノ酸が含まれているので、マカを摂取するとコラーゲンが増えることが期待できます。
特に、体内で合成できない必須アミノ酸は、9種類全て必要ですが、マカには全て含まれています。
また、コラーゲンの生成には、ビタミンCと鉄は欠かせない成分ですが、マカにはどちらも含まれています。

・植物性エストロゲン

女性ホルモンのひとつのエストロゲンは、骨の代謝に深く関わっています。
骨は、古くなった骨を壊す破骨細胞(はこつさいぼう)と、新しい骨をつくる骨芽細胞(こつがさいぼう)がバランスよく働いて約3年をかけて生まれ変わっています。

女性は閉経前後の更年期になるとエストロゲンが減少します。
そうすると、骨の新陳代謝のバランスが乱れ、骨をつくる働きより壊す働きが上回って、骨の強度が低下し、骨粗しょう症になる場合があります。
マカは、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンが含まれているので、減ったエストロゲンの代わりに働いて、骨の新陳代謝が乱れるのを防いで骨粗しょう症を予防します。

ですので、植物性エストロゲンは、カルシウムと共に骨粗しょう症の予防に効果があります。

新陳代謝を促してターンオーバーを促進する

カルシウムには、新陳代謝を促す効果があります。
新陳代謝が活発に行われると、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が促され、古い角質や老廃物が取り除かれ、美しい肌を保ちます。
また、肌や細胞をわかわかしく保つのでアンチエイジング効果もあります。

マカでカルシウムを摂取すると、

・アルギニン・・・ターンオーバーを促す成長ホルモンの分泌を促進する
・亜鉛・・・細胞を再生させることによってターンオーバーを促す
・マグネシウム・・・ターンオーバーを促す

などの相乗効果でターンオーバーを促して、美肌効果やアンチエイジング効果をもたらします。

寝る前に摂取すると効果的

血液中のカルシウムは、睡眠中に特に減ります。
ですので、マカでカルシウムの効果を期待したい場合は、就寝前に摂取するとより効果的です。
ただし、マカは必要な摂取量を一度に摂るよりは、数回に分けて摂取した方が効果が高くなります。
マカは、食事時に摂取すると効果が高いので、食事時と就寝前に分けて摂取するとより高い効果が期待できます。

まとめ

カルシウムの99%は骨や歯の材料となりますが、残りの1%も、

・神経や筋肉の興奮を抑える
・体液をアルカリ性に保つ
・出血の際に血液を凝固する
・細胞分裂を促進する
・ホルモン、神経伝達物質、消化酵素の分泌の合図をする

などの大変重要な働きをします。

マカには、栄養素が豊富に含まれているので、マカでカルシウムを摂取すると、他の成分との相乗効果で、

・ストレスの予防、緩和
・骨粗しょう症の予防、改善
・美肌、アンチエイジング効果

が特に期待できます。
マカは、必要な量を数回に分けて摂取すると効果が高くなります。血液中のカルシウムは就寝中に減るので、マカを摂取する場合は食事時と就寝前に摂取するとより高い効果が期待できます。

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