マカはうつ病の予防や改善にも効果がある!

マカは、精力剤や滋養強壮のイメージがありますが、うつ病にも効果があります。
ここでは、マカのうつ病に対する効果や効果がある成分について説明します。

うつ病とは?

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うつ病とは、憂鬱(ゆううつ)な気分や落ち込んだ気分、意欲の低下、不眠、喜びや楽しみが感じられない、などの気分が続き、日常生活に支障がでる病気です。

うつ病の原因は、はっきりとはわかっていませんが、持って生まれた性格、さまざまなストレス、環境の変化、寒暖や気圧の差、栄養の過不足、不眠、別離などが複数重なった時に、脳内のセロトニンなどの神経伝達物質(神経間の情報を伝える物質)の働きがうまくいかなくなって発症すると考えられています。

また、ストレスやホルモンのバランスの乱れにより自律神経のバランスが乱れることもうつの原因のひとつだと考えられています。

マカは、うつ病を予防、改善する効果があります。

マカのうつ病に対する効果や効果がある成分

ホルモンバランスの乱れを整える

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ホルモンのバランスと自律神経のバランスはどちらも脳の視床下部(ししょうかぶ)というところで調整されているので影響を受けやすく、どちらかが乱れるともう片方も乱れる場合があります。

女性は、閉経前後の更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
脳の視床下部は、エストロゲンが減るのを阻止しようと指令を出しますが、閉経して機能の低下した卵巣はエストロゲンの分泌を増やすことはできません。こうして視床下部が混乱して自律神経の働きが乱れてしまいます。

マカにはエストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれているので、エストロゲンの代わりに働いて自律神経が乱れるのを防ぎ、うつ病の予防、改善に役立ちます。

また、マカに含まれているビタミンB2は、神経の働きを正常に保つ働きがあります。
ビタミンB2が不足すると自律神経のバランスが乱れやすくなります。

セロトニンの材料を補う

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マカに含まれている必須アミノ酸のトリプトファンは、神経伝達物質のセロトニンの材料となります。

セロトニンは、幸せホルモンともよばれ、精神を安定させ、やすらぎを与える効果があるので、セロトニンが減少するとうつ病になる場合があります。

また、セロトニンは睡眠ホルモンとよばれ、寝つきをよくし、質のよい睡眠をもたらすメラトニンの材料にもなるので、うつの原因のひとつの不眠の予防、改善に効果があります。

トリプトファンが不足するとセロトニンもメラトニンも生成されません。
ですので、トリプトファンを十分に摂取することはうつ病の予防、改善に大きな効果があります。
また、トリプトファンの他に、同じくアミノ酸のフェニルアラニンや、ビタミンB6もセロトニンの材料になり、グリシンはセロトニンを増やす働きがあります。

マカには、このようにうつ病の予防、緩和に効果があるセロトニンの材料となるアミノ酸が多く含まれています。

ストレスを予防、緩和する

マカには自律神経の働きを乱し、うつ病の引き金になる場合があるストレスを予防、緩和する働きがある次の成分が含まれています。

ビタミンC

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ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンの生成に欠かせない成分です。

ビタミンB1

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神経ビタミンともよばれており、神経を正常に保ってイライラや不安などを防ぎます。
また、脳のエネルギーとなるブドウ糖の生成を助けるのでビタミンB1が不足すると、集中力が低下したりイライラ感が起こったりして、憂鬱な気分や意欲の低下が起こる場合があります。

カルシウム、マグネシウム

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精神を安定させてイライラや不安を抑えます。
また、マグネシウムには筋肉を緩めて身体をリラックスさせる働きもあります。

二次代謝産物

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二次代謝産物とは、植物が生きていくのには必ずしも必要でないが、環境に適応するのに役立つ成分のことです。
マカにはマカにしか含まれていない成分のマカミド、マカエン以外にアントシアニン、サポニンなど多くの二次代謝産物が含まれています。

マカは、この二次代謝産物の作用によって脂肪を燃焼して、ストレスに対抗するエネルギーをつくりだし、ストレスに負けない身体をつくることが中村学園大学の丸山教授の研究で判明しています。

二次代謝産物には薬効があるので、二次代謝産物が多い植物ほど効果が高いといわれています。
マカは、栽培された土地や環境、栽培方法によって含まれる成分の数や量が異なりますが、製品によっては28種類もの二次代謝産物を含んでいます。

心身の疲労を回復する

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うつ病はこころの病と言われますが、身体の疲労も大きく関係しています。

うつ病は、心身のエネルギーがなくなって疲労がたまっている状態です。
マカには、豊富な栄養素が含まれており、その中には身体だけではなくこころの疲労を回復する効果があるアルギニンやグルタミン酸も含まれています。

また、マカには高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは細胞にダメージを与える活性酸素を除去する働きです。
活性酸素は、もとは酵素の働きを助け、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して除去するよい働きがあります。
しかし、なんらかの原因で増えすぎると正常な細胞を攻撃してしまうので、攻撃された細胞は、ダメージを受けて機能が低下します。
細胞の機能が低下すると、栄養や酸素が十分に身体中に運ばれなくなり、エネルギーの生産量が減ったり、老廃物が蓄積されたりして疲労が溜まります。

マカを摂取して心身のエネルギーが回復すると、気力やストレスに対応する力が沸いてきます。

マカのメリット

うつ病の治療には、多くの場合、向精神薬が使用されます。
向精神薬は、眠気、頭痛、めまい、性欲減退、けいれん、下痢、便秘、不眠などの副作用があります。
マカには、このような副作用がありません。

使用を控えた方がいい場合

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マカには、血行を促進して代謝をよくする働きがあります。
うつの症状が強くでている時は、交感神経(身体が動いている時に活発に働く神経)が過剰に働いている可能性があります。
ですので、その状態でマカを摂取すると交感神経の働きがさらに強まって、症状が悪化してしまう可能性があります。

症状がひどい時には、マカの使用は控えましょう。

まとめ

マカには、

・ホルモンバランスを整える
・自律神経の乱れを整える
・うつ病に効果があるセロトニンの材料になる
・ストレスを予防、緩和する
・心身の疲労を回復する

などの、うつ病を予防、改善する効果があります。
また、向精神薬を使用する場合にでるさまざまな副作用もないので、向精神薬に抵抗がある人も安心して摂取できます。ただし、症状が強くでた時には摂取を控えた方がいいので、つらい時の頓服のような作用はありません。マカは、薬ではないので即効性はなく、効果にも個人差があります。期待した効果が得られない場合は医師の診断を受けてください。

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