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マカとめまいの関連性

マカはめまいを予防、改善する効果がありますが、マカを摂取するとめまいが起こる場合もあります。
ここでは、マカのめまいに対する効果や、逆にめまいが起こる作用について説明します。

めまいとは?

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めまいとは、身体のバランスを保つ感覚が失われて、静止しているものがぐるぐると回転しているように感じたり、直立状態を保とうとしても保てなくなる状態をいいます。

めまいの原因は、メニエール病や突発性難聴、脳の病気(脳卒中、脳梗塞など)、自律神経の乱れ、貧血、更年期障害などさまざまで、人によって異なります。

マカが効果があるめまいとは?

更年期障害や自律神経の乱れによるめまい

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女性は、閉経前後の更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
女性ホルモンは、脳の視床下部(ししょうかぶ)によってコントロールされています。
視床下部は自律神経のコントロールも行っているので、どちらかが乱れるともう片方にも影響が出る場合があります。

視床下部は、エストロゲンを分泌するように指令を出しますが、減ったエストロゲンが増えないため視床下部が混乱し、自律神経の働きも乱れます。

自律神経は身体が活発に働いている時に優位になる交感神経と、休んでいる時に活発に働く副交感神経の2つがあります。
この2つは、どちらかが優位になって交互に働いています。

自律神経の働きが乱れると、交感神経が常に優位になって緊張状態が解けなくなったり、副交感神経が優位のままになって心拍数や血圧が低下したりします。
その結果、身体のあちこちに不調が起こり、めまい、鬱(うつ)、不眠、冷え、胃腸障害などさまざまな症状が起こります。

マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれています。
植物性エストロゲンは、減った女性ホルモンの代わりに働いて、ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えて、更年期障害によるめまいなどの身体の不調を予防、改善します。

その他にも、マカには、自律神経の乱れを整える働きがあるビタミンB1や、自律神経の乱れを整える作用があるセロトニンの材料となるトリプトファン、フェニルアラニンが含まれています。

また、マカには、自律神経が乱れる原因となるストレスを予防、緩和する効果もあるので、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れによるめまいの予防、改善に高い効果が期待できます。

貧血によるめまい

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貧血になると、血液中のヘモグロビンが減少します。
ヘモグロビンは、酸素を全身に運ぶ働きがあるので、貧血になると酸素が全身に行きわたりにくくなってめまいや動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、倦怠感などが起こります。

マカは、ヘモグロビンの材料となる鉄を豊富に含んでいます。

また、マカはその他にも貧血対策に効果があるとされている以下の7つの成分のうち、葉酸以外の6つを含んでいるので貧血の予防、改善効果が高く、貧血によるめまいを防ぎます。

・たんぱく質・・・鉄の吸収率を上げる、ヘモグロビンの材料になる
・鉄・・・ヘモグロビンの材料になる
・銅・・・ヘモグロビンの合成に不可欠
・ビタミンB6・・・たんぱく質の合成に必要
・ビタミンB12・・・赤血球をつくるのに必要
・ビタミンC・・・鉄の吸収率を上げる
・葉酸・・・ビタミンB12と一緒に血液をつくる

マカに含まれている鉄の量

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貧血の予防によいとされるレバーには、4.0ミリグラムの鉄が含まれていますが、マカは、少ない製品でも100グラムあたり5ミリグラム前後、多い製品は25ミリグラム以上も鉄を含んでいます。

ただし、マカの一日の摂取量(目安)は1500ミリグラムなので、一日に摂取できる鉄の量は0.375ミリグラムです。
鉄の一日の推奨摂取量は、30歳から49歳の男性が7、5ミリグラムなので、マカだけで必要な鉄の量はまかなえません。
鉄を多く含むレバーや牛、豚などを毎日の食事に取り入れ、摂取量の底上げにマカを利用するといいでしょう。

過剰摂取によるめまいに注意

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マカは健康食品なので、摂取量の決まりはありません。
一般的には健康食品は副作用がありませんが、マカは薬効があり、生薬としての働きがあります。
ですので、過剰摂取や個人の体質や体調によっては、めまいをはじめ、次に挙げる副作用がでる場合があります。

ホルモンバランスの乱れによる

・めまい
・不正出血
・下痢
・ニキビ

食物アレルギー・・・食物なので小麦や肉など同じく食物アレルギーが出る場合がある

腎機能障害

マカは、ホルモンバランスを整える効果が高いですが、この効果が人によっては強く出すぎたり、バランスが崩れる方に働いてしまう場合があるので、特に女性は摂取の際には注意が必要です。

マカを摂取する場合は、少量から試して、効果や副作用を確認しつつ量を増やしましょう。

おわりに

マカは、更年期障害や自律神経の乱れ、貧血によるめまいを予防、改善する効果があります。
ただし、めまいの原因が他にある場合は効果はありません。摂取を続けても効果が得られない場合は他の病気の可能性があるため、医師の診察を受けてください。また、マカは健康食品ですが、
ホルモンバランスの乱れの改善の効果が強すぎたり、逆にでたりして不正出血やめまい、頭痛、下痢、ニキビなどの副作用がでる場合があります。ですので、摂取する際は、少量から試して効果や副作用を確認しながら量を調整することをお勧めします。なお、マカは土地や環境、栽培方法によって含まれる成分の数や量が異なるので、購入の際は商品紹介のホームページなどでよく確認するといいでしょう。

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