マカとガラナのサプリメント

マカとガラナは共通の効果があるので、同時に摂取すると相乗効果が期待できます。
ここでは、マカとガラナを同時に摂取すると得られる相乗効果や、効果がある成分について説明します。

マカとは?

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マカは、ペルー、アンデス山脈の高地が原産地のアブラナ科の植物です。

アンデス山脈の高地は、

・高度4000メートル
・空気が薄く、紫外線が強い
・一年の平均気温7度以下
・日中の温度差30度
・強風が吹き下ろす
・日照りがある
・霜が降り、雹(ひょう)が降る

など、非常に過酷な環境です。

マカは、この環境を生き抜くために、土地の栄養素を根こそぎ吸い尽くして根に溜めるので、栄養素を豊富に含んでいます。

マカには、

・18種類のアミノ酸
・9種類のミネラル
・ビタミン
・食物繊維
・マカミド、マカエン、サポニンなどの二次代謝産物

が、含まれています。

二次代謝産物とは、植物が生きていくのには必要でないが、環境に適応していくのに役立ったり、独特の効果があったりする成分で、薬効があります。
二次代謝産物の数が多いものほど薬効が高く、マカには、多い製品では28種類もの二次代謝産物が含まれています。

ガラナとは?

ガラナは、ブラジル、アマゾン川の流域が原産地のムクロジ科、ガラナ属のつる植物です。

ガラナは、ブラジルの先住民に滋養強壮剤、鎮痛剤として、また頭痛や疲労、下痢などの治療薬として使用されていました。

現在では、花や実から抽出されたエキスは薬用として、種子は加工して健康食品や飲料として使われています。
ガラナ飲料は、世界で4番目に消費されている飲料で、特に、ブラジルでは、国民飲料の「ガラナソーダ」の主要な成分として使用されています。

ガラナの種子には、

・カフェイン
・ガラニン
・タンニン
・カテキン
・サポニン
・テオブロニン
・テオフィリン
・コリン
・たんぱく質
・有機酸

などが含まれています。

ガラナはその種子に、コーヒーの3倍のカフェインやカテキンが含まれていますが、カフェインよりもゆっくりと効果がではじめ、長く続くのが特徴です。

相乗効果が期待できる効果と効果がある成分

マカとガラナ配合のサプリメントには、次のような相乗効果が期待される効果があります。

やる気や集中力を高める

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マカの効果

マカは、「集中力を高める効果がある」といわれている栄養素をほとんど含んでいます。

・マカに含まれている集中力を高める効果がある栄養素

成分名 効果
チロシン やる気や集中力を高めるドーパミンやノルアドレナリンの材料となる
リジン ブドウ糖をエネルギーに変換して脳に栄養を補給する
ヘモグロビンの材料となって、貧血により脳が酸欠を起こして、集中力が欠けるのを防ぐ
カルシウム、マグネシウム イライラを抑え、精神を安定させて集中力を高める
亜鉛 集中力を高める男性ホルモンのテストステロンを増やす
ビタミンB1 糖を代謝(エネルギーに変換したり、蓄積したりする)して、脳の栄養素のブドウ糖に変換する
ビタミンB12 ・脳細胞や脳神経の修復や保護をして集中力を高める
・貧血を予防する
サポニン 精神を安定させて集中力を高める

ガラナの効果

ガラナに含まれているカフェインやガラニンは、脳を覚醒させ、やる気を出したり、集中力を高めたりする神経伝達物質のドーパミンの分泌量を増やす働きがあります。

また、テオフィリン、テオブロミンには、中枢神経を刺激して、注意力や、やる気を高める効果があります。

マカとガラナは、効果がある成分は異なりますが、どちらもやる気や集中力を高める成分を多く含んでいるので、同時に摂取すると、相乗効果でより高い効果が期待できます。

疲労を回復する

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マカの効果

活性酸素は、もともとは酵素の働きを助けたり、体内に侵入したウイルスや細菌を酸化させて除去するよい働きがあります。
しかし、何らかの理由で増えすぎると、正常な細胞を攻撃してしまいます。

細胞は、攻撃されるとダメージを受けて機能が低下し、栄養や酸素を全身に運んだり、燃焼したりする働きが悪くります。
そうなると、エネルギーの生産量が減ってしまったり、老廃物を排出する働きが悪くなって老廃物が身体に溜まったりして、疲労を感じます。

マカには、活性酸素を除去する抗酸化作用がある、

・ビタミンC
・ビタミンE
・サポニン
・アントシアニン

が、含まれています。

また、その他にも、マカには疲労を回復する効果がある次の成分を含んでいます。

成分名 効果
アルギニン ・疲労物質のアンモニアを分解する
・血管を拡張する働きがある一酸化窒素をつくって血行をよくし、酸素や栄養素を全身に運んで疲労を回復する
アスパラギン酸 アンモニアや乳酸を分解する
BCAA 筋肉をつくったり、修復したりして筋肉の疲れを回復する
グルタミン酸 アンモニアを分解する
ビタミンB1 ブドウ糖をエネルギーに変えて、疲れを回復する
ビタミンB2 炭水化物、たんぱく質、脂質をエネルギーに変える

ガラナの効果

ガラナに含まれているガラニンやカフェインには、心臓のポンプ機能を高めて、血液の量を増やす働きがあります。
血液の量が増えると、酸素や栄養素が全身にくまなく運ばれるので、疲労が回復します。

また、上記の「記憶力、集中力アップ」で説明したように、カフェインや、テオフィリン、テオブロミン、ガラニンには、中枢神経を刺激する働きがあります。
中枢神経が刺激されると、神経が興奮し、疲労感が軽減されます。

ただし、カフェインやテオフィリン、テオブロミン、ガラニンは、疲労感を軽減しますが、疲労そのものを回復するわけではないことに注意が必要です。

マカには、疲労物質を分解する、筋肉を回復する、血行をよくする、などの効果で、心身の疲労を回復する働きがあります。
ガラナは、血行をよくして疲労感を回復する他に、脳に作用して疲労感を軽減する効果があるので、マカとガラナを同時に摂取すると、これらの相乗効果で、より高い疲労や疲労感の回復が期待できます。

EDを予防、回復する

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マカの効果

マカは、EDの予防、改善に効果が高いアルギニンと亜鉛を豊富に含んでいます。

アルギニンには、

・血行をよくする
・成長ホルモンの分泌を促し、細胞分裂のスピードを速めて精子の量を増やす
・精液の材料となる
・精子の運動量を高める
・減少するとEDの原因となる男性ホルモンのテストステロンの材料となり、分泌量を増やす

などの働きがあります。

また、亜鉛には、

・精子の量を増やす
・精子の質をよくする
・テストステロンを増やす

などの働きがあるので、EDの予防、改善に効果があります。

さらに、マカにはEDの原因となる、

・ホルモンバランスの乱れ
・血行不良
・ストレス
・疲労
・生活習慣病

を予防、改善する効果がもあるので、これらの成分や効果の相乗効果でEDを予防、改善します。

ガラナの効果

勃起は、陰茎に血液が十分に流れ込むことによって起こるので、血行が悪くなるとEDになる場合があります。

ガラナに含まれている、

・カフェイン
・テオブロミン
・テオフィリン

を、キサンチン誘導体といいます。

キサンチン誘導体には、血行を良くする働きがあります。

また、ガラナに含まれているガラニンやカフェインは、上記の「疲労回復」で説明したように、心臓のポンプ機能を高めて、血液の量を増やす働きがあるので、血行をよくします。

マカはEDの予防、改善のある成分や、EDの原因となる症状の予防、改善などの効果で、ガラナは高い血行促進効果でEDを予防、改善します。
ですので、マカとガラナを同時に摂取すると、相乗効果でより高いEDの予防、改善効果が期待できます。

むくみを予防、改善する

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むくみとは、余分な水分や老廃物が皮膚組織に溜まっている状態です。
利尿作用は、尿の量を増やして、体内の余分な水分を排出する作用のことなので、利尿作用を促すと、むくみの予防、改善になります。

マカの効果

マカには、むくみの予防、改善に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
カリウム ナトリウムの濃度を調整し、ナトリウムの濃度が上がって水分が溜まりむくむのを防ぐ
アスパラギン酸 有害物質のアンモニアを、尿として体外に排出する
グルタミン酸 アンモニアを取り込んでグルタミンに変えて分解し、体外に排出する
ビタミンB1 不足すると、だるくなったりむくんだりする

また、むくみの原因に血行不良やストレスがあります。
マカには、血行をよくしたり、ストレスを予防、緩和する働きがあります。

ガラナの効果

ガラナに含まれているカフェインには、利尿効果があることが知られています。

また、ガラナに含まれているキサンチン誘導体には、カフェインよりも高い利尿作用があり、余分な水分を体外に排出します。

さらに、ガラナにも、むくみの原因のひとつの血行不良を改善する働きがあります。

マカとガラナには、利尿作用があり、むくみを予防、改善します。
また、むくみの原因の血行不良やストレスを予防、改善する効果もあるので、マカとガラナを同時に摂取すると、利尿作用が高まり、むくみを予防、改善する効果がさらに高くなることが期待できます。

摂取時に気を付けること

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ガラナに含まれているタンニンは、鉄と結合してタンニン鉄となり、体外に排出されてしまいます。

マカには鉄が豊富に含まれていますが、鉄はもともと吸収率が低く、タンニン鉄となって排出されるとさらに吸収率が低くなり、鉄の効果が低くなってしまいます。

ですので、マカに含まれている鉄の効果を期待する人は、マカとガラナを同時に摂取するのを避けるか、摂取時間をずらすことをお勧めします。
摂取時間をずらす場合は、マカを摂取して1時間以上たってからガラナを摂取するといいでしょう。

まとめ

マカは、アンデス山脈の高地が原産地のアブラナ科の植物で、ガラナは、ブラジルのアマゾン川流域が原産地のムクロジ科、ガラナ属のつる植物です。

マカとガラナには、

・やる気や集中力を高める
・疲労回復
・EDを予防、改善する
・むくみを予防、改善する

という、共通の効果があります。
ですので、同時に摂取すると、相乗効果でこれらの効果がより高くなることが期待できます。
ただし、ガラナに含まれているタンニンやカテキンは、マカに含まれている鉄の吸収を妨げます。
マカの鉄の効果を期待している人は、マカとガラナの同時摂取は避けるか、摂取時間を1時間以上ずらすといいでしょう。
マカの鉄の効果を期待しない場合は、マカとガラナの配合されたサプリメントを利用すると手軽に摂取できます。

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