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なぜマカは不妊症に効果があるのか?

マカは、男性の不妊症にも女性の不妊症にも効果があります。
ここでは、マカの不妊症に対する効果や、効果のある成分、効果的な摂取方法を説明します。

マカの不妊症に対する効果と効果がある成分

エストロゲン様作用でホルモンバランスを整える

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不妊の原因のひとつに、ホルモンバランスの乱れがあります。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあります。
この2つは、周期的にバランスよく分泌されないと妊娠しにくくなります。
また、エストロゲンには、卵胞を成熟させたり、子宮膜を厚くし卵子が着床しやすくしたりする働きがあるので、不足すると妊娠しにくくなります。

マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれているので、不足したエストロゲンを補いつつ、ホルモン分泌のバランスを整えて、妊娠しやすい身体をつくります。

妊娠にかかせないアミノ酸を含んでいる

アミノ酸は、ホルモンの分泌に必要な成分なので、妊娠には欠かせません。
アミノ酸は、妊娠を望む女性にも男性にも嬉しい効果がありますが、マカには18種類ものアミノ酸が含まれています。

アミノ酸の女性に対する効果

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成長ホルモンは、妊娠に必要な次の3つのホルモンの分泌を促します。

・卵胞刺激ホルモン
・黄体刺激ホルモン
・エストロゲン(卵胞ホルモン)

アルギニンは、脳の下垂体から分泌される成長ホルモンの分泌を促進する作用があるので、妊娠を望む女性には特に必要な成分です。

その他にも、リジン、フェニルアラニン、トリプトファンも成長ホルモンの分泌に必要な成分です。
また、リジンはエストロゲンの分泌を促進し、受胎環境を正常にする働きもあるので、アルギニンと共に妊娠に必要な成分のひとつです。

男性に対する効果

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アルギニンは、男性にも効果があります。

精子の数が少なかったり、動きが悪かったりすると妊娠しにくくなります。
アルギニンは、精巣の機能を活発にして精子の量を増やしたり、精子の動きを活発にしたりするので、不足すると不妊になる可能性があります。

マカの精子に対する効果の実験

日本産科婦人科学会秋田大学産婦人科による研究と実験によると、一日3グラムのマカを不妊の症状がある男性14人に摂取してもらった結果、8人は精子の数や運動率が上昇したことが判明しました。

また、海外の研究でも、9人の健康な男性にマカを4カ月摂取してもらった結果、精液の量、濃度、数、運動率が約2倍に増加したことが判明しています。

ミネラルが豊富に含まれている

ミネラルは、必要な量は少量ですが身体に欠かせない成分で、身体の活動力の元となる成分です。
ですので、ミネラルが不足すると生殖機能も低下し、不妊の原因となる場合があります。

マカには、9種類ものミネラルが豊富に含まれています。

セレン

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アミノ酸のセレンは、質のよい精子をつくる、精子の量を増やす、運動率を高めるなどの効果があります。
精子をつくるために必要なセレンの量は500億分の1ミリグラムですが、妊活には欠かせない成分のひとつです。
マカにはセレンが100グラム中20ミリグラム含まれています。

亜鉛

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ミネラルの中でも、亜鉛は特に男性の不妊に対して効果があります。

亜鉛には、

・精液の量を増やす、質をよくする
・男性ホルモンのテストステロンをつくるのに必要
・免疫力を高めて活力を高め、EDを予防、改善する

などの働きがあり、亜鉛も男性の妊活に欠かせない成分のひとつです。

亜鉛は、体内で合成できないので食事で摂る必要がありますが、不足しがちな成分です。
亜鉛を多く含む食品の豚レバーには、6.9ミリグラム、牛肉には4.5ミリグラムの亜鉛が含まれていますが、マカには、13ミリグラムもの亜鉛が含まれています。

ただし、マカの一日の摂取量(目安)は1500ミリグラムなので、レバーや肉のように、一度に摂取できる量は多くないことに注意してください。

二次代謝産物を含んでいる

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二次代謝産物とは、植物が生きていくのに必要な成分ではないが、環境に適していくのに役に立つ成分で、薬効が高いです。

ベンジルグルコシノレートは、アブラナ科の植物に存在する二次代謝産物です。脂質代謝をよくしてエネルギーに変換し、抗疲労作用によって運動能力を向上させるので、滋養強壮の効果があります。
ベンジルグルコシノレートは、マカの成分の中でも特に薬効が高いといわれており、男性機能の改善や生理の周期を整える作用、不妊の改善、更年期障害の緩和などに優れているとされています。

また、その他の二次代謝産物のアルカロイド類や、ステロイド、サポニン、デキストリンには、

・ストレス性のED(勃起不全)を解消する
・精子の数を増やす
・精子の運動能力を高める

などの、不妊に対する高い効果があります。

二次代謝産物は、多いものほど薬効が高いです。
マカは、栽培される土地や環境、栽培方法によって含まれる成分の数や量が異なりますが、多い製品では28種類もの二次代謝産物を含んでいます。

不妊の原因の冷え性を改善する

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冷え性になると身体が冷え、血管が収縮して細くなり、血行が悪くなって全身に酸素や栄養素が十分に行き渡らなくなります。
そうなると、子宮や卵巣の働きも悪くなって、卵子が育ちにくくなる、排卵しにくくなる、着床障害が起こる、などの不妊の原因となる場合があります。

マカには、

・血行を良くして冷え症を防ぐアルギニンやビタミンE
・細胞を老化させて血管を固く、狭くする活性酸素を抑制するビタミンC、E、アントシアニン、サポニン
・自律神経の乱れからくる冷えを予防、緩和するビタミンB1、植物性エストロゲン
・筋肉量の低下からくる冷えを予防、改善する18種類のアミノ酸

が含まれているので、冷え性を改善する高い効果があります。

ストレスを改善する

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黄体形成ホルモンは、排卵を誘発する働きがあるので、妊娠にかかせないホルモンです。
このホルモンはストレスに弱く、ストレスを受けると分泌量が減ります。

マカには、

・精神を安定させるセロトニンの材料となるトリプトファン
・神経を正常に保ってストレスに対する耐性を強くするビタミンB1
・ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの材料となるビタミンC
・イライラを抑えて精神を安定させるカルシウム、マグネシウム
・ストレスに対抗するエネルギーをつくりだす二次代謝産物

など、ストレスを予防したり、緩和したりする働きがある成分が多く含まれています。

マカの黄体形成ホルモンに対する効果の実験

中村学園大学とヤマノの共同研究では、軽度のストレスが与えられているラットに、ペルーのフニン県で栽培された二次代謝産物が豊富に含まれているマカを与えると、ラットの黄体形成ホルモンが4.5倍も増えたことが判明しています。
さらに、この実験では、卵胞を成熟させて卵子を妊娠可能な状態にするのに必要な卵胞刺激ホルモンが、19倍に増えたことも判明しています。

この結果により、マカは、黄体形成ホルモンの減少が原因の不妊に効果があることが判明しました。
なお、マカに含まれている二次代謝産物の数や量は、産地によって異なります。
この実験では、ペルー、フニン県の二次代謝産物が28種類含まれているマカが使用されています。

効果的な摂取時間や摂取方法

寝る前に摂取する

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マカは、健康食品なので、摂取するのに決められた時間はありませんが、不妊症により効果が期待できる摂取時間はあります。

成長ホルモンは、就寝後30分から3時間の間に分泌されるので、寝る前に摂取すると成長ホルモンの効果がより高く得られます。
また、マカは、食事時に摂取すると吸収率が高くなるので、必要な摂取量を食事時と寝る前に分けて摂取すると、より高い効果が期待できます。

カフェインが入った製品は避ける

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マカにはカフェインは入っていませんが、マカの製品の中にはカフェインが配合されたものがあります。
元気を出したい人などが飲む分には構いませんが、まだ妊娠が判明していない妊娠初期にカフェインを摂取すると、流産のリスクが高くなります。
また、カフェインは、身体を冷やす働きがあるので、不妊にも悪影響がでる可能性があります。

製品の成分表をよく確認して、カフェインが入っていないものや、100%マカのものを選ぶと安心です。

夫婦で飲むと効果的

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不妊の原因はさまざまで、男性側に原因がある場合、女性側に原因がある場合、原因が不明の場合があります。
マカの不妊改善に対する効果は、男性にも女性にもあるので、これから妊活をはじめようと思っている人や、不妊の原因が不明な場合は、夫婦で摂取するとより効果が期待できます。

妊活に特化した製品がある

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マカの製品の中には、妊活に特化した成分を配合した製品や、希望する症状に合わせて、オーダーメイドで妊娠に効果がある成分を配合したマカをつくってくれるメーカーなどがあります。
サポートに、不妊カウンセラーの無料相談があるメーカーもあるので、商品紹介のホームページなどで自分に合ったものを探しましょう。

また、妊娠の初期は、妊娠したかどうかの判断がつきません。
もし、赤ちゃんがいるかも・・・と心配な人は、農薬や化学合成肥料の心配がない有機マカを選択するのもひとつの方法です。

即効性はないが続けて摂取することが大切

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マカは、健康食品なので即効性はなく、毎日続けて摂取することによって効果を発揮します。
マカを飲んだからといってすぐに確実に妊娠するわけではありませんが、妊娠しやすい状態に身体を導きます。
マカの効果は個人差がありますが、摂取後1~3カ月後くらいから発揮されるので、すぐにこれといった効果が感じられなくても、まずは続けて摂取して様子を見ることをお勧めします。

まとめ

マカは、滋養強壮や男性の精力剤のイメージがありますが、不妊の改善に効果があります。マカは男性の不妊にも女性の不妊にも効果を発揮します。特に、女性に対しては、マカに豊富に含まれているアルギニンが、成長ホルモンの働きで女性ホルモンの分泌を促して、妊娠しやすい身体をつくります。また、男性に対しては、精子の量や運動量をアップさせる働きがあります。マカは、その他にも、不妊に効果があるアミノ酸、ミネラル、二次代謝産物を多く含み、不妊の原因となるストレスや冷えを改善する効果もあります。ですので、まずは病院へ行かずに妊活を始めたい人や、すでに妊活中の人にもマカをお勧めします。なお、マカは、栽培された土地や栽培方法で含まれている成分の数や量が異なるので、購入の際にはよく確認するといいでしょう。また、すでに病院で不妊治療をされている方は、医師に相談してから摂取するようにしてください。

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