マカとピクノジェノール

マカとピクノジェノールには、共通の効果があり、同時に摂取すると相乗効果が得られます。
ここでは、マカとピクノジェノールを同時に摂取すると得られる相乗効果や、効果がある成分について説明します。

マカとは?

マカは、アンデス山脈の高地が原産地の植物です。

アンデス山脈の高地は、

・高度4000メートル
・空気が薄い
・一年の平均気温が7度以下
・日中の温度差が30度
・強風が吹く
・日照りがある
・霜が降り、雹(ひょう)が降る

という、過酷な環境です。

マカは、この環境を生き抜くために、土地の栄養素を吸い尽くし、根に溜めます。
そのため、マカには栄養素が豊富に含まれています。

マカには、

・18種類のアミノ酸
・ビタミン
・9種類のミネラル
・食物繊維
・サポニンやマカミド、マカエンなどの二次代謝産物

が、含まれています。

二次代謝産物とは、植物が生きていくのには必須ではないけれども、環境に適応していくのに役立ったり、独特の効果があったりする成分です。
二次代謝産物には、薬効があり、二次代謝産物の数が多いほど薬効が高くなります。
マカは、栽培された土地や環境、栽培方法によって含まれている成分の数や量が異なりますが、多い製品では、28種類もの二次代謝産物を含んでいます。

ピクノジェノールとは?

ピクノジェノールとは、フランスの南西部、ピレネー山脈とボルドー地方の間の大西洋海岸のみに自生する、フランス海岸松の樹脂から抽出された成分です。

この地方は、

・紫外線が強い
・寒暖の差が激しい
・強風が吹く

など、過酷な環境で、この環境を生き抜くために、フランス海岸松は樹脂が厚くなり、その中にピクノジェノールを溜めこみます。

ピクノジェノールは、成分の6割がフラボノイドで、その他に、プロアントシアニジン、カテキン、タキシフォリンをはじめとする有機酸を40種類以上含んでいます。

ピクノジェノールは、正常な細胞を攻撃して、さまざまな悪影響を与える活性酸素を除去する抗酸化作用が高いのが特徴です。
特に、ピクノジェノールに含まれているプロアントシアニジンは、現代最強の抗酸化物質とよばれ、強力な抗酸化作用があります。

ピクノジェノールは、その高い抗酸化作用で、

・生活習慣病の予防、改善
・美肌効果
・EDの予防、改善
・血流をよくする
・婦人科系疾患の改善
・免疫力向上

などの効果があり、ブラジルやスイス、ギリシャなどでは、医薬品として認可されています。

マカとピクノジェノールの相乗効果

生活習慣病の予防、改善

生活習慣病とは、不適切な食事や生活習慣(喫煙、運動不足、睡眠不足など)が原因で引き起こされる病気の総称で、糖尿病、高血圧、動脈硬化、脂質異常症、肥満、脳梗塞、心筋梗塞などがあります。

マカの効果

活性酸素は、もともとは酵素の働きを助けたり、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して除去するよい働きがありますが、何らかの理由で増えすぎると、正常な細胞を攻撃してしまいます。

血管の細胞が攻撃されると、血管が老化し、血管の壁が固く、狭くなって高血圧を引き起こし、動脈硬化の原因となります。

マカには、抗酸化作用がある、

・ビタミンC
・ビタミンE
・サポニン
・アントシアニン

が含まれています。

また、マカに含まれている亜鉛は、

・血糖値を下げる働きがあるインスリンの材料となる
・インスリンの働きをサポートする
・インスリンの分泌量を調整する

などの働きがあるので、糖尿病の予防、改善に効果があります。

さらに、アルギニンは、血管を拡張し、血管の弾力をもたらす一酸化窒素を生成して血行をよくしたり、脂肪を分解する酵素のリパーゼを活性化させて、体脂肪を燃焼させ、肥満を予防、改善したりする働きがあります。

その他にも、マカには、生活習慣病の予防、改善に効果がある次の成分を含んでいます。

成分名 効果
ビタミンB6
ビタミンB12
アルカロイド類
脂肪を燃焼する
リジン
アラニン
プロリン
リパーゼの材料となってリパーゼを活発にする

ピクノジェノールの効果

ピクノジェノールには、

・ビタミンCの約350倍
・ビタミンEの約40~50倍

もの抗酸化作用があります。
また、高い抗酸化作用があるグルタチオンやプロアントシアニジンが含まれているので、強力な抗酸化作用がある上に、抗酸化酵素を増やす働きもあります。

さらに、ピクノジェノールには、

・血管の弾力を保つ
・血糖値の吸収を抑えて、血糖値の上昇を防ぐ
・血小板が固まって血栓となることを予防する

など、動脈硬化、糖尿病、血栓の予防、改善効果があります。

ですので、マカとピクノジェノールを同時に摂取すると、高い抗酸化作用が期待されます。
さらに、マカとピクノジェノールがそれぞれにもつ、肥満、糖尿病、動脈硬化の予防、改善効果が働くので、これらの相乗効果で、より高い生活習慣病の予防、改善効果が期待できます。

美肌効果

マカの効果

マカに18種類も含まれているアミノ酸には、高い保湿効果があります。
さらに、アミノ酸は、肌に弾力をもたらすコラーゲンやエラスチンの材料となります。

その中でも、非必須アミノ酸のアルギニンには、保湿効果や血管を拡張する働きの他にも、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
成長ホルモンは、新陳代謝を促し、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促進する作用があります。
ターンオーバーがスムーズに行われると、老廃物や古い角質が取り除かれ、新しい皮膚に生まれ変わるので、しみやしわ、たるみができるのを防ぎ、美しい肌を保ちます。

また、活性酸素は、肌にうるいおいやハリを与えるコラーゲンやエラスチンを攻撃して機能を低下させ、しみやしわ、たるみを引き起こしてしまいます。
マカには、上記の「生活習慣病を予防、改善する」で説明したように、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

その他にも、マカは、美肌に効果がある次の成分を含んでいます。

成分名 効果
ビタミンB2 ターンオーバーを促す
亜鉛 細胞を再生して、ターンオーバーを促す
カルシウム 細胞間の保湿効果を高める「細胞間脂質」の働きを活発にする
マグネシウム ・ターンオーバーを促す
・肌のバリア機能(肌を刺激や乾燥から守る働き)を高める
コラーゲンの生成を促す
植物性エストロゲン 美肌ホルモンのエストロゲンに似た働きをする

ピクノジェノールの効果

ピクノジェノールには、上記の「生活習慣病を予防、改善する」で述べたように、強力な抗酸化作用があるので、しわやしみ、たるみを防ぎます。

また、ビタミンCやビタミンEを再活性(一度終わった効果を再びよみがえらせる効果)させる作用があるので、効果が長く続きます。
ビタミンCには、抗酸化作用の他に、メラニン色素(しみやソバカスをつくる色素)の働きを抑える働きもあります。

さらに、ピクノジェノールは、エラスチンとコラーゲンを結合させ、コラーゲンが分解するのを防いで、肌の弾力やハリを保つ働きがあります。

このように、マカにもピクノジェノールにも高い美肌作用があるので、同時に摂取するとより高い美肌効果が期待できます。

血流をよくする

マカの効果

マカに含まれているアルギニンは、上記の「生活習慣病を予防、改善」で説明したように、血管を拡張し、血管に弾力を与える一酸化窒素を生成する働きがあります。

また、アルカロイド類やサポニンには、血流をよくする働きがあります。

さらに、これまで述べてきたように活性酸素を除去する働きがあるので、血管の壁が固く狭くなることを防いで、血流をよくする働きがあります。

ピクノジェノールの効果

ピクノジェノールには、高い抗酸化作用で血行をよくする以外にも、次の働きがあります。

・血管を弛緩させる働きがある血管の内皮機能を強くする
・毛細血管を強化する
・血管を拡張する一酸化窒素の再生を増やす

また、プロアントシアニジンには、

・コラーゲンの生成を促して、血管を強くする
・血液を全身に送りこむ

などの働きがあります。

ピクノジェノールの血行促進効果は、即効性があるので、すぐに効果を得たい人に人気です。

マカとピクノジェノールは、どちらも抗酸化作用あるので、血流をよくします。
また、血管を拡張する働きがある一酸化窒素の合成に効果があります。
ですので、マカとピクノジェノールを同時に摂取すると、相乗効果でより高い血行促進効果が期待できます。
また、ED(勃起不全)は、陰茎に血液が流れ込みにくくなることが原因のひとつなので、マカとピクノジェノールで血行をよくすると、EDの予防、改善効果も期待できます。

肝臓の働きを助ける

肝臓は、有害物質の分解や、胆汁の生成などの働きがありますが、これらの働きに酸素を大量に必要とします。
活性酸素は、体内で酸素を消費すると必ずできるため、肝臓では大量の活性酸素が発生します。

活性酸素は、健康な肝細胞も攻撃するので、肝臓の機能が低下してしまいます。
また、活性酸素は、肝臓に蓄積された脂肪と結びつくと、有害な過酸化脂質に変化するので、肝臓が炎症を起こして、肝機能がさらに低下してしまいます。

マカとピクノジェノールには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
ピクノジェノールは、特に強力な抗酸化作用があるので、肝臓を活性酸素から守ります。

マカには、ピクノジェノールほど高い抗酸化作用はありませんが、肝臓の働きを助ける8つの成分が含まれています。

成分名 効果
リジン
プロリン
アラニン
脂肪を燃焼する働きあるリパーゼを活性化させて、脂肪肝を予防、改善する
アルギニン ・リパーゼを活性化させる
・有害物質のアンモニアを分解する
メチオニン ・肝臓の代謝をよくして、肝臓を活性化する
・肝臓に溜まった毒素や有害物質を分解する
・血液中のコレステロールを燃焼して、肝臓に脂肪が溜まって脂肪肝になるのを防ぐ
・肝臓病の予防、改善効果があるタウリンの材料となる
アスパラギン酸 アンモニアを尿として無毒化し、体外に排出する
グルタミン酸 アンモニアを取り込んでグルタミンに変えて無毒化し、体外に排出する
亜鉛 細胞を再生して、肝臓の再生機能をサポートする

このように、マカは、抗酸化作用と、肝臓を助ける効果がある成分の働きで、ピクノジェノールは、強力な抗酸化作用で、ともに肝臓の働きを助ける作用があります。
ですので、マカとピクノジェノールを同時に摂取すると、相乗効果でより高い効果が期待できます。

まとめ

マカは、アンデス山脈の高地が原産地の植物で、ピクノジェノールは、フランスのピレネー山脈とボルドー地方の間の大西洋海岸にのみ自生する松の樹脂から抽出された成分です。

マカは、豊富に含まれている栄養素の相乗効果で、ピクノジェノールは、強力な抗酸化作用で、

・生活習慣病の予防、改善
・美肌効果
・血行をよくする
・肝臓の働きを助ける

などの効果があります。
ですので、マカとピクノジェノールを同時に摂取すると、相乗効果でこれらの効果がより高くなります。
生活習慣病や血行不良を予防、改善したい人や、美肌効果を求める人、肝臓の働きが気になる人は、マカとピクノジェノールを同時に摂取することをお勧めします。

関連記事Related