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マカとニキビの関係性

マカには、ニキビを予防、改善する効果がありますが、マカを摂取してニキビができる場合もあります。
ここでは、マカとニキビには、どのような関係があるのかを説明します。

ニキビを予防、改善する効果

マカには、ニキビの原因となる、

・ストレス
・冷え
・活性酸素
・睡眠不足
・ホルモンバランスの乱れ

を予防、改善してニキビを防ぐ作用があります。
次に、マカがどのような働きでニキビの原因を予防、改善するのかを詳しく説明します。

ストレスを予防、改善する

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過度のストレスを感じると、自律神経の働きが乱れます。

自律神経は、身体が働いている時に活発に活動する交感神経と、休んでいる時に活発に働く副交感神経の2つがあります。
この2つは、常に自動的にどちらかが優位になって働いています。

皮脂は、交感神経が働いている時に分泌されます。
自律神経の働きが乱れて、交感神経が優位な状態が続くと、皮脂の分泌量が増え、ニキビができやすくなります。

マカに含まれている必須アミノ酸のトリプトファンは、精神を安定させ、こころにやすらぎを与える働きがある神経伝達物質(神経から神経へ情報を伝える物質)のセロトニンの材料となってストレスを予防、緩和します。

また、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンは、やる気や集中力を高めてストレスに対抗します。
マカには、ドーパミンやノルアドレナリンの材料となるチロシンやフェニルアラニンが含まれています。

その他にも、マカにはストレスの予防、改善に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
メチオニン セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの材料となる
カルシウム イライラを抑制し、精神を安定させる
マグネシウム ・イライラを抑制する
・筋肉の緊張を解いて、身体をリラックスさせる
ビタミンC ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンの生成に欠かせない成分
ビタミンB1 神経を正常に保って、興奮や不安を感じにくくして、ストレスに対する耐性を強める
亜鉛 ・精神を安定させる
・ストレスを感じると消費され、不足すると気持ちが低下してさらにストレスを感じる
二次代謝産物※ ストレスに対抗するエネルギーをつくりだす

※二次代謝産物とは、植物が生きていくのに必須ではないけれども、環境に適応していくのに役立ったり、独特の効果があったりする成分のことです。

活性酸素を除去する

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活性酸素は、もともとは体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃し、酸化させて除去したり、酵素の働きを助けたり、余分な水素と結合し、水として体外へ排出したりするよい働きがあります。
しかし、何らかの原因(紫外線、ストレス、激しいスポーツ、たばこ、など)で増えすぎると、正常な細胞を攻撃してしまいます。

皮脂の細胞が攻撃されて酸化すると、過酸化脂質に変化します。
過酸化脂質は、毛穴を刺激し、角質の層を厚くするので毛穴が詰まりやすくなります。
詰まった毛穴は、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすくなって、ニキビが発生します。

マカに含まれている、

・ビタミンC
・ビタミンE
・サポニン
・アントシアニン

には、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

冷え性を予防、改善する

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冷え性になって身体が冷えると、血行が悪くなります。
血液は、栄養素や酸素を全身に運ぶ働きがあるので、血行が悪くなると、栄養素が肌に行き渡りにくくなります。
そうなると、新陳代謝が悪くなって、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)がスムーズに行われなくなり、毛穴に古い角質が残ってニキビができやすくなります。
また、ターンオーバーが行われることで、ニキビの跡が薄くなるので、冷え性によって血行不良になると、ニキビができやすくなる上に、ニキビの跡が消えにくくなります。

マカに含まれているアルギニンは、血管の壁を拡張したり、血管の壁に弾力を与えたりする一酸化窒素をつくり、血行をよくします。

また、ビタミンEは、毛細血管を拡張して血行をよくする働きがあります。

マカには、その他にも血行を良くする働きがある次の成分が含まれています。

成分名 効果
サポニン
アルカロイド類
血行促進作用
血液中のヘモグロビンの材料となって、貧血を予防、改善して血行をよくする
ビタミンB12 赤血球をつくるのに必要な成分なので、血液をつくって血行をよくする

ホルモンバランスの乱れを整える

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女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあり一定の周期で交互に分泌されています。

プロゲステロンには、皮脂の分泌を促進する働きがあります。
ホルモンバランスが乱れて、エストロゲンが減少し、プロゲステロンが増えると、皮脂の分泌量が増え、毛穴に皮脂が詰まってニキビができる原因となります。

マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれているので、エストロゲンが減少すると、エストロゲンの代わりに働いて、ホルモンバランスが乱れるのを防ぎます。

また、マカに含まれている、

・アルギニン
・ビタミンB1
・ビタミンE

には、ホルモンバランスを整える働きがあります。

さらに、冷えやストレスはホルモンバランスを乱す原因となりますが、マカには上記で説明したように冷えやストレスを予防、改善する効果があります。

睡眠不足を予防、改善する

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肌のターンオーバーは睡眠中に活発になるので、睡眠不足になると、ターンオーバーがスムーズに行われなくなって、毛穴に古い角質が残ってニキビができやすくなります。

マカに含まれているトリプトファンは、上記の「ストレスの予防、改善」で説明したように、精神を安定させ、こころにやすらぎを与えるセロトニンの材料となって、ストレスを緩和するので、寝つきをよくします。
また、セロトニンは、寝つきをよくしたり、睡眠の質をよくしたりする効果がある「メラトニン」の材料となります。

トリプトファンを摂取すると、セロトニンもメラトニンも増えるので、睡眠不足の予防、改善に大変効果があります。

また、グリシンは、身体の末端の血流を良くする働きがあります。

人は、身体の深部の温度が低下すると、眠くなります。
手足などの末端の温度が上がると身体の深部の温度は下がるので、グリシンには入眠を助ける効果があります。
さらにグリシンには、ノンレム睡眠(脳が寝ている状態)と、レム睡眠(脳が動いている状態)のサイクルを整えて、熟睡感をもたらすノンレム睡眠を増やす働きがあります。

マカには、その他にも不眠の原因となる、

冷え・・・手足などの温度が上がらないので、身体の深部の温度が下がらず、入眠を妨げる
ストレス・・・自律神経の働きを乱し、交感神経を常に優位にして緊張状態を続けて不眠の原因となる

を予防、改善する働きがあります。

ニキビができる場合がある

マカには、男性ホルモンのテストステロンの分泌を促進する働きがあります。

テストステロンには、皮脂の分泌量を増やしたり、角質層を厚くしたりする働きがあるので、テストステロンの分泌量が増えすぎると、ニキビができやすくなる場合があります。

また、過剰に摂取したり、摂取量を急に増やしたりすると、テストステロンが急激に増え、ニキビが増える場合があります。

まとめ

ニキビの原因には次の5つがあります。

・過度のストレス・・・自律神経の働きを乱し、交感神経が優位な状態が続いて皮脂の分泌量が増える
・活性酸素・・・細胞を過酸化脂質に変え、毛穴を詰まらせる
・冷え・・・血行を悪くし、新陳代謝を悪くするので、ターンオーバーがスムーズに行われなくなる
・ホルモンバランスの乱れ・・・皮脂の分泌量を促すプロゲステロンが増え、ニキビの原因となる
・睡眠不足・・・ターンオーバーがスムーズに行われなくなる

マカには、次の5つの効果があるので、ニキビの原因を予防、改善してニキビができるのを防ぎます。

・ストレスの予防、緩和
・活性酸素を除去する
・冷えを予防、改善する
・ホルモンバランスの乱れを整える
・睡眠不足を予防、改善する

ただし、マカには、皮脂の分泌量を増やす働きがある男性ホルモンのテストステロンの分泌を促す働きもあるので、人によってはニキビができる場合があります。また、過剰に摂取したり、摂取量を急激に増やしたりすると、テストステロンが急激に増えて、ニキビができる場合があります。
ニキビができやすい肌の人は、ニキビの様子をチェックし、摂取量を調整しつつ摂取するといいでしょう。

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