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マカと冬虫夏草の相乗効果(冬虫夏草配合のマカサプリ)

マカと冬虫夏草には共通の効果があるので、同時に摂取すると相乗効果が得られます。
ここでは、マカと冬虫夏草を同時に摂取すると得られる相乗効果や、効果がある成分について詳しく説明します。

マカとは?

マカが栄養豊富な理由

マカは、アンデス山脈の高地が原産地のアブラナ科の植物です。

アンデス山脈の高地は、

・高度4000メートル
・空気が薄く、紫外線が強烈
・一年の平均気温は7度以下
・日中の温度差は30度
・強風が吹きおろす
・日照りがあるのに霜や雹(ひょう)が降る

などの過酷な環境です。
マカは、この環境を生き抜くために土地の栄養を根こそぎ吸い尽くしてその根に溜めるので、栄養素を豊富に含んでいます。

マカには、

・18種類のアミノ酸
・9種類のミネラル
・ビタミン
・食物繊維
・サポニン、マカミド、マカエンなどの二次代謝産物※

が含まれています。

マカの効果

マカは、この豊富な栄養素の相乗効果で、

・生活習慣病の予防、改善
・不妊の予防、改善
・EDの予防、改善
・ダイエット効果
・更年期障害の予防、改善
・滋養強壮、精力増強
・疲労回復
・美肌効果
・血行促進

などの効果があります。

※二次代謝産物とは、植物が生きていくのに必須ではないけれども、環境に適応していくのに役に立ったり、独特の効果があったりする成分です。
二次代謝産物には薬効があり、二次代謝産物の数が多いものほど薬効が高くなります。マカには、多い製品では28種類もの二次代謝産物が含まれています。

冬虫夏草とは?

虫でも草でもないキノコの一種

冬虫夏草とは、チベット高原やヒマラヤ地方の高山地帯に生息するコウモリ蛾に寄生した冬虫夏草菌で、キノコの一種です。

この菌は、自然界では7~8月頃にコウモリ蛾の幼虫に寄生し、幼虫の体内で増殖します。
10~11月頃には、菌が体内のたんぱく質を食べつくすため幼虫は死んでしまい、形が幼虫、中身は白い菌糸の「冬虫」になります。

春になると、冬虫の頭から子実体(しじつたい)という、キノコでいうところのカサや軸の部分が伸びてきて地面から頭を出します。
この状態を「夏草」といいます。6月頃には夏草から胞子がまき散らされ、新たなコウモリ蛾の幼虫に寄生します。

冬虫夏草は、古くから薬膳料理や中華料理に用いられ、不老長寿の秘薬として皇帝に献上されたり、楊貴妃が毎日のように食べたりしていました。

中国漢方では冬虫夏草の定義は厳しく、コウモリ蛾に寄生した草中菌、学名「コルジセプス・シネンシス」のみを冬虫夏草としています。
コルジセプス・シネンシスは、収穫量が少なく高価なので幻のキノコとよばれ、手に入れることは難しいとされています。

日本と中国では定義が異なる

日本では、全ての中草菌を冬虫夏草といい、養殖に成功しています。
日本で多く養殖されているのは、カイコの蛹に「コルジセプス・ミリタリス」という菌が寄生したもので、サナギダケ冬虫夏草とも呼ばれています。

サナギダケ冬虫夏草は、中国でも薬効が認められています。

冬虫夏草の効果

冬虫夏草には、

・コルディセピン・・・主要成分で滋養強壮効果が高い
・マンニトール(中草酸)・・・利尿、血管を拡張して血圧を下げる作用
・β-グルカン・・・免疫力向上
・SOD・・・抗酸化作用(活性酸素を除去する効果)がある酵素
・エルゴステロール・・・抗酸化作用、体液のバランスをとる作用
・メラトニン・・・不眠の予防、改善効果
・ビタミン
・ミネラル
・アミノ酸

などが含まれています。

マカと冬虫夏草の共通の効果

マカと冬虫夏草を同時に摂取すると次の相乗効果が期待できます。

生活習慣病を予防、改善する

【マカの効果】

(1)抗酸化作用で血管を守る

活性酸素は、もともとは酵素の働きを助けたり体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃し、酸化させて除去したりする良い働きがあります。
しかし、何らかの原因(ストレス、紫外線、激しいスポーツ、たばこなど)で増えすぎると正常な細胞を攻撃してしまいます。

血管が攻撃されると、血管が酸化して固く脆く(もろく)なったり、血管の壁が狭くなったりして血流が悪くなり、高血圧や動脈硬化を引き起こします。

マカには、活性酸素を除去する抗酸化作用がある、

・ビタミンC
・ビタミンE
・サポニン
・アントシアニン

が含まれています。

また、ビタミンEとサポニンには抗酸化作用以外にも、

・ビタミンE・・・毛細血管を広げて血行をよくし高血圧を予防、改善する効果
・サポニン・・・コレステロール値を下げる働き

もあります。

(2)脂肪を分解して体脂肪を燃やす

さらに、マカに含まれている、

・アルギニン
・アラニン
・リジン
・プロリン

には、脂肪を分解する「リパーゼ」という酵素の材料となってリパーゼを活性化させ、体脂肪を燃焼して肥満を防ぐ働きがあります。

(3)生活習慣病の予防、改善に効果があるマカの栄養素

マカは、その他にも生活習慣病を予防、改善する働きがある次の成分を含んでいます。

成分名 効果
ビタミンB6
ビタミンB12
アルカロイド類
脂肪を燃焼する
亜鉛 ・血糖値を下げる働きがあるインスリンの材料となる
・インスリンの働きをサポートする
【冬虫夏草の効果】

(1)活性酸素除去酵素「SOD」を含む

冬虫夏草には、SODが含まれています。
SODとは「スーパーオキシドディスムターゼ」の略で、活性酸素を取り除く働きがある酵素のことです。
もともと体内に存在しますが加齢と共に減少してしまうので、冬虫夏草を摂取すると減ったSODを補って活性酸素を除去します。

また、マンニトールには、冠動脈を広げて血流をよくする働きや血圧を調整する働きがあるので、
心筋梗塞や狭心症、高血圧の予防、改善に効果があります。

(2)生活習慣病の予防、改善に効果がある冬虫夏草の栄養素

冬虫夏草は、マカと同く亜鉛、ビタミンB6、ビタミンB12を含んでいます。
その他にも、冬虫夏草には生活習慣病の予防、改善に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
エルゴステロール
メラトニン
抗酸化作用
グルコキナーゼ 糖の代謝を高めて血糖値を下げる

マカと冬虫夏草には、生活習慣病の原因のひとつとなる活性酸素を取り除く高い抗酸化作用があるので、同時に摂取するとさらに抗酸化作用が高まります。
また、それぞれに生活習慣病の予防、改善に効果がある成分を含んでいるので、マカと冬虫夏草を同時に摂取すると、相乗効果で生活習慣病を予防、改善する効果がより一層高くなることが期待できます。

ストレスを予防、緩和する

(1)ストレス対策に効果が高いトリプトファンとチロシン

マカと冬虫夏草には、必須アミノ酸のトリプトファンが含まれています。

トリプトファンは、精神を安定させ、こころに安らぎを与える幸せホルモンのセロトニンの材料となってストレスを予防、緩和します。
また、ドーパミンやノルアドレナリンは、やる気や集中力を高めてストレスに対抗します。
マカと冬虫夏草には、ドーパミンやノルアドレナリンの材料となるチロシンが含まれています。

(2)その他のストレス対策に効果がある栄養素

さらに、マカと冬虫夏草にはストレスの予防、緩和に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
ビタミンB1 神経を正常に保ち、不安や興奮を感じにくくしてストレスに対する耐性を強くする
カルシウム イライラを防いでこころを安定させる
マグネシウム ・イライラを防ぐ
・筋肉の緊張を解いて身体をリラックスさせる
亜鉛 ・ストレスを感じると消費され、不足すると気持ちが低下してさらにストレスを感じる
・精神を安定させる
グリシン セロトニンを増加させる

マカには、その他にもストレスの予防、緩和に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
メチオニン セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの材料となる
ビタミンC ストレスを緩和する働きがある副腎皮質ホルモンの生成に必要な成分
二次代謝産物 ストレスに対抗するエネルギーを産み出す

マカと冬虫夏草には、ストレスの予防、緩和に効果がある成分が多く含まれているので、同時に摂取するとこれらの成分の摂取量が増え、効果も高くなることが期待できます。

不眠を予防、改善する

(1)不眠の予防、改善の効果がある成分

マカと冬虫夏草には、次に挙げる不眠の予防、改善に効果がある成分が含まれています。

トリプトファン

マカと冬虫夏草に含まれているトリプトファンは、上記の「ストレスを予防、改善する」で説明したようにセロトニンの材料となりますが、セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの材料になります。

メラトニンは、体内時計を整えて決まった時間に眠気を感じるようにする働きがあるので、寝つきをよくします。
トリプトファンが不足するとセロトニンが不足し、その結果メラトニンも不足してしまいます。

また、冬虫夏草にはメラトニンも含まれているので、より高い不眠の予防、改善効果があります。

グリシン

グリシンは、身体の末端の温度を上げる働きがあります。

人は、身体の深部の温度が下がると眠くなります。
身体の深部の温度は手足などの末端の温度が上がると下がるため、グリシンには入眠をスムースにする働きがあります。
さらに、グリシンは、ノンレム睡眠(脳が働いている状態、浅い睡眠)とレム睡眠(脳も休んでいる状態、深い眠り)のリズムを整え、レム睡眠の時間を長くして熟睡感のある睡眠へ導く働きがあります。

(2)不眠の原因のストレスや血行不良を予防、改善する

マカと冬虫夏草には、不眠の原因となるストレスや血行不良を予防、改善する効果もあります。

ストレスを予防、改善する効果

過度のストレスがかかると、自律神経の働きが乱れます。

自律神経は、日中などの身体が動いている時に活発に働く交感神経と、夜などの身体が休んでいる時に活発に働く副交感神経の2つがあります。
この2つは、常に自動的にどちらかが優位になって働いており、自分の意思ではコントロールできません。

過度のストレスを感じると、常に交感神経が優位の状態が続いて緊張状態が解けず、寝付きが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。

マカと冬虫夏草には、上記の「ストレスを予防、改善する」で説明したように、どちらもストレスを予防、緩和する効果があります。

血行不良を予防、改善する効果

上記の「グリシン」で説明したように、人の身体は身体の深部の温度が下がると眠くなります。
身体の深部の温度は手足などの末端の温度が上がると下がるため、身体は入眠時になると熱を放出して末端の温度を上げようとします。

ところが、血行が悪いと末端まで血液が十分に行き渡らないため熱が放出されず、その結果寝つきが悪くなります。

マカも冬虫夏草も「生活習慣病を予防、改善する」で説明したように、血行を良くする働きがあります。

このように、マカと冬虫夏草は、睡眠ホルモンのメラトニンの材料となるトリプトファンと、入眠や質のよい睡眠に導く効果が高いグリシンを含んでいます。また、不眠の原因となるストレスや血行不良を改善する働きがあります。
さらに、冬虫夏草にはメラトニンそのものも含まれているので、マカと冬虫夏草を同時に摂取すると、これらの効果や成分との相乗効果でより一層不眠を予防、改善する効果が高くなることが期待できます。

抗がん効果

【マカの効果】

マカに含まれているグルコシノレートには抗ガン作用があるとして研究が進められており、特に肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がんに効果があるとして期待されています。

また、活性酸素によって細胞が傷つけられるとDNAにもダメージが与えられ、細胞分裂が正常に行われなくなってがん細胞をつくる原因となる、と考えられています。
マカには、上記の「生活習慣病の予防、改善」で説明したように、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

さらに、サポニンには、免疫細胞のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる働きがあります。
NK細胞は、がん細胞を攻撃に効果があることが判明しています。

【冬虫夏草の効果】

冬虫夏草に含まれているβ-グルカンは、免疫細胞のマクロファージやNK細胞を活発化する働きがあり、多くのキノコに含まれています。
冬虫夏草は、β-グルカンの含有量が非常に高く、普通のキノコの約170倍、アガリスク茸の17倍も含んでいます。

また、冬虫夏草の主成分のひとつのコルディセピンは、悪性腫瘍の分裂を阻止して積極的に有害な細胞を殺す働きがあることが確認されています。

さらに、冬虫夏草にも、がんの原因のひとつとなる活性酸素を取り除く高い抗酸化作用があります。

このように、マカと冬虫夏草には抗がん効果がある成分が多く含まれており、医師ごとの判断や患者の要望によっては、がんの治療補完や代替医療として利用されています。
ただし、マカも冬虫夏草も医学的に抗がん作用があることは立証されておらず、現在でも研究が進められています。

免疫力向上

【マカの効果】

(1)免疫力を高めるアルギニン

マカに含まれているアルギニンは、体内に侵入した細菌やウイルスを取り除く免疫細胞のマクロファージを活発にする働きがあります。
また、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進しますが、成長ホルモンには病気に対する抵抗力を高める効果があります。
アルギニンには、血行をよくして栄養素や酸素を全身に運び、エネルギーの生産量を増やして疲労を回復する効果もあるので、体力を向上させ、免疫力を高めます。

(2)腸内環境を整えて免疫力を上げる

免疫力の70%は腸にある、といわれており、腸内環境が整うと腸の免疫細胞が活発に働いて免疫力が高まります。

マカには、善玉菌を増やして腸内環境を整える効果がある食物繊維が豊富に含まれています。
また、ミネラルは腸の働きを助ける効果があるので、不足すると腸の働きがが乱れる場合があります。
マカにはミネラルも豊富に含まれています。

(3)ストレスは免疫力を低下させる

免疫力を低下させる原因のひとつにストレスがあります。
過度のストレスを感じると交感神経が優位な状態が続き、緊張が解けないのでリラックスして身体を休めることができなくなります。
そうなると、疲れが取れないので免疫力が低下してしまいます。
マカには上記で説明したように、ストレスを予防、緩和する効果があります。

【冬虫夏草の効果】

冬虫夏草に豊富に含まれているβ-グルカンは、上記の「抗がん効果」で説明したように免疫細胞のマクロファージやNK細胞を活発化させます。
また、β-グルカンは、腸のぜん動運動を促進する働きもあります。
腸のぜん動運動が活発になると腸内の老廃物が排出され、善玉菌が増えて腸内環境が整います。
腸内環境が整うと、腸の免疫細胞が活発に働いて免疫力が高まります。

β-グルカンは食物繊維の一種なので、消化吸収されにくい性質があります。
ですので、胃酸にやられにくく、腸まで届いて十分に効果を発揮して免疫力向上に高い効果を発揮します。

また、冬虫夏草も、マカと同じく免疫力を低下させる原因のストレスを予防、緩和します。

このように、マカはアルギニンと食物繊維の働きで、冬虫夏草はβ-グルカンの働きで免疫力をアップします。さらに、どちらも免疫力を低下させる原因のストレスを予防、緩和します。
ですので、マカと冬虫夏草を同時に摂取すると、これらの成分効果との相乗効果で免疫力をより高める効果が期待できます。

まとめ

マカはアンデス山脈の高地が原産地の植物で、冬虫夏草はチベット高原やヒマラヤ地方の山岳地帯に生息するコウモリ蛾に寄生した冬虫夏草菌です。

マカと冬虫夏草には、

・生活習慣病の予防、改善
・ストレスの予防、緩和
・不眠の予防、改善
・血行不良の予防、改善
・抗がん効果
・免疫力向上

などの共通の効果があります。
ですので、マカと冬虫夏草を同時に摂取すると、相乗効果でこれらの効果がより一層高くなることが期待できます。なお、抗がん効果はどちらも医学的な立証はされていません。
マカと冬虫夏草は別々に摂取してもかまいませんが、マカと冬虫夏草を配合した製品を利用すると手軽に同時に摂取できます。

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