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マカと葉酸のサプリメント

葉酸は、ビタミンB群のひとつ、水溶性のビタミンで、マカは、アブラナ科の植物です。
マカと葉酸は、同時に摂取すると、相乗効果でお互いの効果を高め合います。
ここでは、マカと葉酸を同時に摂取すると得られる効果について説明します。

妊娠に対するマカと葉酸の効果

マカと葉酸は、それぞれ違う働きをして妊活(妊娠に対する知識を見につけて、妊娠できるようにする活動)に高い効果があります。
ですので、両方を摂取するとお互いに足りない効果を補って、相乗効果でさらに妊活に対する 高い効果が期待できます。

マカの妊娠に対する効果

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マカは、妊活に欠かせない成分のひとつの亜鉛を豊富に含んでいます。

亜鉛の働き

・精子の量を増やす
・精子の質をよくする
・男性ホルモンのテストステロンをつくるのに必要
・活力を高め、EDを予防、改善する

また、妊娠に必要な次のアミノ酸を含んでいます。

成分名 効果
アルギニン ・卵巣刺激ホルモン、黄体刺激ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)の3つのホルモンの分泌を促す働きがある成長ホルモンの分泌を促す
・精子の量や質を増やす
リジン
フェニルアラニン
トリプトファン
成長ホルモンの分泌に必要な成分

その他にも、マカは、ホルモンバランスを整える効果があるので、排卵の周期を整えたり、子宮膜を厚くして卵子が着床しやすくしたりして、妊娠しやすくする効果があります。
また、不妊の原因となる冷え性やストレスを予防、改善する働きもあるので、これらの相乗効果で妊活に対して高い効果があります。

葉酸の妊娠に対する効果

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葉酸は、母子手帳に「妊娠中に摂取した方がいい栄養素」と書かれているほど、妊娠中の胎児の成長に強い関わりをもちます。
また、女性だけではなく、妊娠を望む男性にも必要な成分です。

女性に対する効果

葉酸は、たんぱく質や核酸の合成に関わって、細胞の生産や増殖を助ける効果があるので、特に胎児期や幼児期の細胞の増殖が活発に行われる時期に必要な成分です。

また、葉酸は、細胞の分裂が正常に行われず、神経組織に障害が起こる胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らします。
さらに、口唇裂、口蓋裂(唇や口蓋が生まれつき避けている障害)、先天性心疾患の予防にも効果があります。

ただし、葉酸を摂取してから効果が現れるためには一カ月ほどかかる上に、妊娠したかどうかはすぐには判明しないため、妊娠がわかってから摂取しても間に合いません。
ですので、妊娠を望む人、妊娠の可能性がある人は、事前に摂取しておくことが大切です。
また、乳幼児の発達にも影響を与えるので、授乳中も摂取する必要があります。

男性に対する効果

葉酸は、遺伝子の情報を正しく伝える働きがあるので、染色体異常の精子の数を減らす働きがあります。
染色体異常の精子が減ると、その分正常な妊娠の確率も上がります。

妊活のために葉酸を摂取する場合の注意点

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葉酸を妊活のために飲む場合は、一日に、

・女性・・・400μg(マイクログラム:100万分の1グラム)
・男性・・・240μg

を摂取することが、必要です。
ただし、過剰に摂取すると、ビタミンB12欠乏による重篤な「後外側脊髄変性」という病気の発見が遅れる場合があるので、過剰摂取には注意が必要です。

葉酸の摂取量の上限は、男女ともに

・18~29歳・・・900μg
・30~69歳・・・1000μg

です。

貧血の予防、改善に対するマカと葉酸の効果

マカの貧血に対する効果

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マカは、赤血球に存在するヘモグロビンの主な成分の鉄を豊富に含んでいます。
鉄が不足すると、ヘモグロビンが減少して貧血になります。

また、ヘモグロビンの材料であるたんぱく質の合成に必要なビタミンB6や、正常な赤血球をつくるのに必要なビタミンB12を含んでいます。

さらに、貧血の予防に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
ビタミンC 鉄の吸収率を上げる
銅の働きがないとヘモグロビンが合成できないので貧血対策に銅は不可欠

それ以外にも、マカは抗酸化作用がある次の成分を含んでいます。これらの抗酸化物質は、赤血球を攻撃して細胞膜にダメージを与え、溶解性貧血を引き起こす可能性がある活性酸素を除去してくれます。

抗酸化作用がある成分

・ビタミンC
・ビタミンE
・サポニン
・アントシアニン

マカは、これらの成分や効果の相乗効果で、貧血を予防、改善する効果があります。

葉酸の貧血に対する効果

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葉酸は、ビタミンB12といっしょに血液をつくる働きがあります。
また、葉酸とビタミンB12が不足すると「巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)」という正常な赤血球がつくられずに異常な巨赤芽球がつくられる貧血を起こす場合があります。

葉酸は、ビタミンB12といっしょに摂取しないと十分な効果が発揮できません。
マカには、ビタミンB12が含まれているので、マカと葉酸を両方摂取すると、葉酸の十分な造血効果が得られます。

貧血に効果がある成分は、

・たんぱく質
・鉄
・銅
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・葉酸

の7つですが、マカには葉酸が含まれていません。
ですので、マカと葉酸を両方摂取すると、必要な成分が全て摂取できるので、より高い貧血の予防対策ができます。

動脈硬化に対するマカと葉酸の効果

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アミノ酸のホモシスティンは、過剰なLDL(悪玉コレステロール)と結びついて、酸化LDLとなり、血管の壁に取り付いて動脈硬化を引き起こします。
葉酸には、血中のホモシスティン濃度を下げる働きがありますが、ビタミンB6やB12といっしょに摂取すると、その効果が高くなります。

マカには、ビタミンB6とB12が含まれているので、マカと葉酸を両方摂取するとより高い効果を得られます。

さらに、マカには、コレステロール値を下げたり、血管を固く、狭くする活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
ですので、マカと葉酸を両方摂取すると、動脈硬化などの生活習慣病の予防、改善効果が、より高くなることが期待できます。

美肌効果に対するマカと葉酸の効果

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マカは、保湿効果があるアミノ酸を18種類も含んでいます。
特に、その中のアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを促進します。
また、それ以外にも次の成分を含んでいるので、高い美肌効果があります。

成分名 効果
ビタミンE
アントシアニン
サポニン
コラーゲンやエラスチンを酸化させてしみやしわの原因となる活性酸素を除去する(抗酸化作用)
ビタミンC ・コラーゲンの生成に欠かせない成分
・抗酸化作用
植物性エストロゲン 美肌効果がある
亜鉛、ビタミンB2 ターンオーバーを促進する
カルシウム 細胞間の保湿効果を高める物質の合成を促して肌にうるおいを与える
マグネシウム ・肌のターンオーバーを促進する
・バリア機能(肌を乾燥や刺激から守る)を高める
コラーゲンの生成に必要

葉酸は、細胞の再生や生産を助ける働きがあるので、新陳代謝を良くして、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促す効果があります。
ターンオーバーがスムーズに行われると、古い角質や老廃物が取り除かれ、美しい肌を保ちます。

また、葉酸は血液をつくる働きがあるので、葉酸を十分に摂取すると血行がよくなってくすみのない血色がいい肌をつくります。

このように、マカも葉酸も、美肌に効果がある働きが多くあるので、両方を摂取するとこれらの相乗効果でより高い美肌効果が期待できます。

まとめ

マカと葉酸は、共通の効果がありますが、それぞれ異なったアプローチをします。
特に、妊活に対してはマカがホルモンに作用したり、精子の量や運動量を増やしたりして妊娠しやすくするのに対して、葉酸は遺伝子や細胞の奇形を防いで胎児の障害を防いだり、異常な精子を減らして妊娠しやすくします。
貧血や動脈硬化を予防する効果では、マカの持つビタミンB6とB12の効果は、葉酸によって高まります。
ですので、マカと葉酸を両方摂取すると、妊活や美肌効果、貧血、動脈硬化の予防、改善効果がより高まります。
葉酸は、妊活には欠かせない成分なので、特に妊活の効果を期待している人は、マカと葉酸を両方摂取することをお勧めします。
妊活に特化しているマカの製品の中には、葉酸を十分な量を配合しているものもあるので、利用するのもいいでしょう。
なお、葉酸は、過剰摂取すると重篤な「後外側脊髄変性」という病気の発見を遅らせるので摂取する量には注意が必要です。

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