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抜け毛が気になってきたときはマカ!

マカは、精力増強や滋養強壮の効果が知られていますが、抜け毛対策にも効果があります。
ここでは、マカの抜け毛に効果がある成分と、抜け毛の原因を予防、改善する効果について説明します。

マカの、特に抜け毛に効果がある3種類の成分

マカには、特に、抜け毛に効果がある成分が3種類含まれています。

亜鉛

亜鉛は、抜け毛に対して多くの効果があります。

新陳代謝を促す

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ミネラルの亜鉛は、髪の毛の主な成分のケラチンの合成に必要な成分なので、亜鉛が足りないと髪の毛は生成できません。
また、髪の毛は、髪の根元にある毛母細胞が、血液から運ばれてきた栄養を元に、細胞分裂を繰り返して成長します。
ですので、新陳代謝が悪くなると、細胞分裂の回数が減るため成長が悪くなり、細くなったり弱くなったりして抜け毛になります。

亜鉛は、細胞を再生をするのに必要な成分なので、新陳代謝を促進します。

テストステロンの増加を促す

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男性ホルモンのテストステロンは、毛母細胞の分裂や皮脂の分泌を促す働きがあるので、髪の成長を促進して抜け毛や薄毛を防ぐ働きがあります。

亜鉛を摂取すると、テストステロンが増え、抜け毛や薄毛の予防、改善に効果があります。

実は、亜鉛が、テストステロンにどのように作用しているのかは、判明していません。
しかし、亜鉛の摂取量を減らした食事を摂り続けた実験で、被験者の男性全員のテストステロンの血中濃度や精子の数が減ったことが判明しました。
この結果により、亜鉛が男性ホルモンに何らかの影響を与えていることは確認できたため、亜鉛はテストステロンの増加に必要な成分だとされています。

男性型脱毛症を予防、改善する

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さらに、亜鉛には、男性型脱毛症(AGA)を予防、改善する効果もあります。

テストステロン自体は、上記で説明したように、抜け毛を防ぐ働きがあります。
しかし、ジヒドロテストステロンというホルモンに変わってしまうと、一遍して抜け毛の原因になってしまいます。

5αリダクターゼ酵素は、男性ホルモンのテストステロンを、ジヒドロテストステロンに変換させてしまう働きがあります。
ジヒドロテストステロンは強い脱毛作用があるため、ジヒドロテストステロンが増えると抜け毛が増えて、薄毛になってしまいます。

亜鉛は、5αリダクターゼ酵素を抑制する働きがあるので、テストステロンがジヒドロテストステロンになって抜け毛や薄毛を引き起こすのを防ぎます。

このように、亜鉛は、抜け毛対策に欠かせない栄養素ですが、マカには亜鉛が100グラム中12ミリグラム含まれています。
亜鉛の含有量が多い、牡蠣が13.2ミリグラム、豚レバーが6.9ミリグラムなので、マカの亜鉛の含有量の多さがわかります。

ただし、マカは一日の摂取量の目安が1500ミリグラムなので、一日のマカでの亜鉛の摂取量は0.18ミリグラムです。
マカの摂取量の上限は4000ミリグラム(4グラム)なので、マカを100グラム摂取することは、現実的ではないことに注意してください。

アルギニン

成長ホルモンの分泌を促す

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アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
成長ホルモンは、細胞分裂を活発にする働きがあるので、分泌量が増えると髪の毛の成長がよくなり、抜け毛が減ります。

血行をよくする

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また、アルギニンは、血管を拡張したり弾力をつけたりする働きがある一酸化窒素をつくるので、
血行をよくする作用があります。
血液の流れが悪くなると、頭皮に栄養が行き渡らなくなって、髪の毛が細くなったり抜けやすくなったりします。

ビタミンB群

ビタミンB群は、髪の毛の成長にかかせない働きがいくつもあります。

・毛母細胞(毛髪を形成する重要な細胞)の働きを活発にする
・新陳代謝を活発にする
・頭皮の皮脂が過剰に分泌されることを防ぐ
・たんぱく質をケラチンに変える時に必要

マカには、ビタミンB1、2、6、12が含まれています。

その中でも、特にビタミンB1とB2は、抜け毛に対して高い効果があります。

ビタミンB1

働き

アイリンという成分と結合して、テストステロンの分泌を促進する効果がある、アリチアミンになります。

ビタミンB2

働き

髪の毛の材料となるたんぱく質の代謝(栄養素を取り込んでエネルギーに変えたり、蓄積したりする働き)に必要な成分なので、不足するとたんぱく質が不足して、新しい髪の毛をつくれなくなります。
また、細胞の再生を促す働きがあるので、新陳代謝を促し細胞分裂を活発にします。

マカの抜け毛の原因に対する効果

マカには、抜け毛の原因を予防、改善する効果があります。

抜け毛の原因はさまざまですが、以下のことが挙げられます。

・血行不良
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
・睡眠不足
・喫煙
・飲酒
・過度のダイエット
・髪の栄養不足
・活性酸素

マカには、これらの原因のうち、

・血行不良
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
・髪の栄養不足
・活性酸素

を予防、改善する効果があります。

それぞれの原因に対して、マカがどのように作用するのかを説明します。

血行不良を予防、改善する

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身体に必要な酸素や栄養素は、血液によって全身に運ばれています。
血液の流れが悪くなると、頭皮に栄養が行き渡らなくなって、髪の毛が、細くなったり抜けやすくなったりします。

マカには、アルギニン以外にも、血行をよくする成分が多く含まれています。

・ビタミンE・・・毛細血管を拡張する
・アルカロイド類、サポニン(※二次代謝産物)・・・血行促進効果がある

※二次代謝産物とは、植物が生きていくのには必要ではないが、環境に適応していくのに役立つ成分や、独特の効果がある成分のことをいいます。
二次代謝産物には薬効があるので、二次代謝産物が多いものほど薬効が高いです。
マカには、多い製品には二次代謝産物が28種類も含まれています。

ホルモンバランスを整える

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男性ホルモンと女性ホルモンは、抜け毛に大きな関わりがあります。
マカは、どちらにも効果があるので、男性だけではなく女性に対しても効果があります。

マカは、「抜け毛に効果がある成分」で説明したように、男性ホルモンのテストステロンの分泌を促して、男性の抜け毛や薄毛を予防、改善する効果がありますが、女性に対しても、効果があります。

女性の抜け毛や薄毛に対する効果

女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)には、肌や髪を若々しく保ち、髪の毛の成長を促進し、髪の毛の寿命を延ばす働きがあります。
ですので、エストロゲンが減少する更年期や出産後は、抜け毛が増えやすくなるのです。
また、エストロゲンが減ってホルモンバランスが乱れると、毛周期(毛が生え変わる周期)も乱れて抜け毛や薄毛が増えるリスクが高くなります。

マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれているので、エストロゲンが減少すると代わりに働いて、ホルモンバランスが乱れるのを防ぎます。
また、亜鉛やアルギニン、ビタミンB6、ビタミンEなどにも、ホルモンバランスを整える作用があるので、マカはこれらの成分の相乗効果でホルモンバランスを整えます。

ストレスを予防、緩和する

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過度のストレスを感じると、自律神経が乱れます。

自律神経は、身体のさまざまな器官の働きを調整する器官で、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、身体が動いている時に活発に働き、副交感神経は身体が休んでいる時に活発に働き、常に自動的にどちらかが優位になって働いています。

自律神経が乱れると、交感神経が優位の状態が続いて、緊張状態が解けないため、血管が収縮して血行不良になり、髪に栄養が届きにくくなってしまいます。
そうなると、弱くて細い髪の毛しかできなくなり、抜け落ちてしまいます。

マカには、ストレスを予防、緩和する成分が多く含まれているので、これらの相乗効果でストレスを緩和します。

ストレスを予防、緩和する成分

・トリプトファン、フェニルアラニン、メチオニン・・・精神を安定させてストレスを緩和するセロトニンの材料となる
・グリシン・・・セロトニンを増やす
・ビタミンB1・・・神経を正常に保ってストレスに対する耐性を強める
・ビタミンC・・・ストレスを緩和する副腎皮質ホルモンの生成に必要
・カルシウム・・・イライラを防ぎ、精神を安定させる
・マグネシウム・・・イライラを防ぐ、セロトニンをつくるのに欠かせない成分、筋肉をリラックスさせる
・二次代謝産物・・・ストレスに対抗するエネルギーをつくりだす

抗酸化作用

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抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きです。
活性酸素は、もともとは酵素の働きを助け、身体に侵入したウイルスや細菌を攻撃して除去するよい働きがあります。
しかし、何らかの原因で増えすぎると、正常な細胞を攻撃してしまいます。

活性酸素は、髪の毛をつくる毛母細胞も攻撃するので、髪の毛の量や質が悪くなって、抜け毛になります。

マカには、抗酸化作用がある成分が多く含まれています。

抗酸化作用がある成分

・ビタミンC
・ビタミンE
・亜鉛
・アントシアニン
・サポニン

サポニンは、血行促進、抗酸化作用の他にも、自律神経のバランスを整える、ストレスを緩和するなど、抜け毛に効果のある働きが多くあります。

髪の栄養不足を予防、改善する

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栄養が髪に行き渡らないと、髪はやせ細って抜け毛になったり、コシやボリュームがなくなったりします。
マカの原産地のペルー、アンデス山脈の高地は、標高が高いので空気が薄く、日中の温度差が30度もあり、雹(ひょう)や霜が降れば、日照りもあります。
マカは、この過酷な環境で育つだめに、土地の栄養素を根こそぎ吸い出して根に貯めるので、栄養素を豊富に含んでいます。

髪に必要な栄養素は、

・たんぱく質(アミノ酸)
・ビタミンB
・ビタミンC
・ビタミンE
・亜鉛
・植物性エストロゲン

の、6つですが、マカには全て含まれています。
特に、髪の材料となるアミノ酸は、18種類も含まれているので、マカを摂取すると髪の栄養不足が解消します。

効果的な摂取時間と摂取方法

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マカは、健康食品なので、摂取する時間に決まりはありませんが、効果的な摂取時間はあります。

成長ホルモンは、就寝後30分から3時間の間に分泌されるので、就寝前にマカを摂取するとより高い効果が期待できます。
マカは、一日に必要な量を一回で摂取するよりも、数回に分けた方が効果を発揮します。
食事時は、吸収率が高くなっているので、マカを摂取する場合は食事時と就寝前に分けるといいでしょう。

マカは即効性はないので、摂取したらすぐに効果がでるわけではなく、毎日適切な量を摂取することによって効果を発揮します。

マカを摂取しつつ、

・天然由来の香料がないシャンプーを使用する
・睡眠を十分に取る
・無理なダイエットを避ける
・禁煙する
・過度の飲酒を避ける

などの、抜け毛対策も同時に行うとより効果的です。
特に、たばこは、ニコチンの作用で血管を収縮させて血行を悪くしたり、卵巣の機能を弱らせてエストロゲンを減らしたりします。
喫煙の習慣がある人は、この機会に禁煙することをお勧めします。

まとめ

マカには、抜け毛を予防、改善する効果がある、亜鉛、アルギニン、ビタミンB群が含まれています。また、抜け毛の原因の血行不良、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、髪の栄養不足を予防、改善する効果もあります。マカは、男性の抜け毛にも女性の抜け毛にも効果があるので、抜け毛が気になったらマカを摂取することをお勧めします。ただし、マカは即効性はないので、毎日適切な量を続けて摂取することが必要です。その際に、禁煙、過度の飲酒を避ける、無理なダイエットを避ける、十分な睡眠をとる、などの抜け毛対策も同時に行うと、より効果的です。なお、マカは栽培される土地や環境、栽培方法によって含まれる成分の数や量が異なります。購入の際は、メーカーのホームページなどでよく確認するといいでしょう。

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