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マカに含まれる非必須アミノ酸

非必須アミノ酸とは?

人間の身体のたんぱく質の材料になるアミノ酸は20種類で、必須アミノ酸と、非必須アミノ酸の2つに分類されます。

必須アミノ酸は、体内で合成できないので、食事で摂取する必要があります。
それに対して、非必須アミノ酸は、体内で合成できます。

「非必須」というのは、食事から摂取する必要がない、という意味で身体に必要ない、という意味ではありません。
非必須アミノ酸は、身体にとって重要な働きをしているものも多く、体内で合成しても不足しているものもあります。

アルギニンは、成人ではあまり不足しませんが、乳幼児から思春期にかけては不足しがちなので、準必須アミノ酸ともよばれます。
グルタミン、チロシン、システィンも準必須アミノ酸とされています。
ですので、これらの成分は、食事やサプリメントで補う必要があります。

非必須アミノ酸は、全部で11種類ありますが、マカにはその中の8種類が含まれています。

マカに含まれている非必須アミノ酸

・アルギニン
・グリシン
・アラニン
・セリン
・チロシン
・アスパラギン酸
・プロリン
・グルタミン酸

次に、マカに含まれている非必須アミノ酸の中で、最もその効果を期待できるアルギニンと、アルギニンに相乗効果があるマカの成分について詳しく説明します。

アルギニン

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アルギニンは、マカの代表的な成分のひとつで、有益な働きが多くあります。

アルギニンの働き

・成長ホルモンの分泌を促す
・血行をよくする
・精子の量や質を増やす
・アンモニアを分解する
・脂肪の燃焼を促す
・免疫力を高める

アルギニンとマカの栄養素の効果

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マカは、ペルーのアンデス山脈の高地という、標高が4000メートル、日中の温度差が30度、年間平均温度7度、強風が吹き、日照りもあれば霜や雹(ひょう)が降る、という環境で育ちます。
この過酷な環境を生き抜くために、マカは土地の栄養素を根こそぎ吸い出して根に貯めるので、栄養素を豊富に含んでいます。 ですので、マカでアルギニンを摂取すると、他の栄養素との相乗効果で次のような効果が期待できます。

・疲労回復
・EDの予防、改善
・妊活効果
・ダイエット効果
・冷え性の予防、改善

それぞれの効果と、マカのアルギニンとその他の栄養素が、どのように関連するのかを詳しく説明します。

疲労回復

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疲労物質のアンモニアは、肝臓で分解され、尿として体外に排出されますが、量が多すぎると分解が追い付かず、疲れを感じます。

肝臓内には、アンモニアを分解するオルニチン回路(尿素回路)がありますが、アルギニンはこのオルニチン回路を構成する成分のひとつです。
ですので、アルギニンを摂取すると、オルニチン回路がスムーズに働いて疲労が回復します。

マカには、アルギニンの他にも次の成分を含んでいるので、これらの成分との相乗効果で疲労回復効果を高めます。

成分名 効果
アスパラギン酸 疲労物質の乳酸やアンモニアを分解する
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン) 筋肉をつくったり、傷ついた筋肉を修復したりして筋肉の疲れを回復する
ビタミンB1 ブドウ糖をエネルギーに変換して疲れを回復する
ビタミンB2 たんぱく質、炭水化物、脂質をエネルギーに変換する
ビタミンC、E 細胞を攻撃してエネルギーの生産量を減らす活性酸素を除去する(抗酸化作用)

EDの予防、改善

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アルギニンは、

・精子の材料となる
・成長ホルモンの分泌を促し、細胞分裂のスピードを速くして、つくられる精子の量を増やす
・精子の運動量を高める
・血行をよくして陰茎の血流をよくし、勃起能力を高める
・不足すると、性欲の減退や勃起障害が起こる場合がある男性ホルモンのテストステロンの材料となる

などの働きがあります。

マカには、アルギニンの他にも、EDの予防、改善に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
亜鉛 ・テストステロンの材料となる
・精子の量を増やす
・精子の質をよくする
ビタミンB6
マグネシウム
テストステロンの材料となる
アルカロイド類、サポニン
ステロイド
デキストリン
・精子の量を増やす
・精子の運動量を増やす
・ストレス性のEDを予防、改善する

さらに、マカにはEDの原因になる、

・ストレス
・うつ
・生活習慣病
・ホルモンバランスの乱れ

を予防、改善する効果があるので、これらの成分や効果との相乗効果で、EDを予防、改善する効果があります。

妊活に効果

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妊活とは、妊娠をするために、妊娠しやすい身体をつくったり、妊娠に対する知識を身に付けたりする活動のことです。

アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

成長ホルモンの分泌は、妊娠に必要な、

・卵胞刺激ホルモン
・黄体刺激ホルモン
・卵胞ホルモン(エストロゲン)

これらのホルモンの分泌を促進するので、妊活に欠かせない成分のひとつです。

マカには、その他にも妊活に効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
フェニルアラニン
トリプトファン
成長ホルモンの分泌を促す
リジン 成長ホルモンの分泌を促す
エストロゲンの分泌を促す
セレン 質のよい精子をつくる
精子の量や運動量を高める

これ以外にも、上記の「EDの予防、改善」で挙げた成分は、妊活にも効果があります。
さらに、マカには不妊の原因のひとつの、ストレスや冷え性を予防、改善する効果もあるので、これらの相乗効果でマカでアルギニンを摂取すると、妊活に高い効果が期待できます。

ダイエット効果

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アルギニンは、脂肪を燃焼する働きがある酵素の「リパーゼ」の働きをよくして、体脂肪を燃焼したり、身体に溜まった余分な水分を体外に排出したりする働きがあるので、ダイエットに効果があります。

マカには、その他にもダイエットに効果がある次の成分が含まれています。

成分名 効果
リジン
アラニン
プロリン
リパーゼの働きを助ける
マカミド
マカエン
脂肪の燃焼を促進する

また、マカには、ダイエットの大敵の便秘を予防、改善する効果があるので、マカでアルギニンを摂取すると、これらの相乗効果でダイエットに効果があります。

冷え性の予防、改善

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アルギニンは、血管を拡張し、血管の弾力を保つ働きがある一酸化窒素をつくる働きがあるので、
血行をよくします。

マカには、その他にも、次の成分を含んでいるので、これらの成分との相乗効果で冷え性を予防、改善します。

成分名 効果
ビタミンE 細胞を酸化させて血管を固く、狭くする活性酸素を除去する(抗酸化作用)
アルカロイド類 血行促進効果
サポニン ・血行促進
・抗酸化作用

まとめ

マカには、アミノ酸が18種類も含まれています。アミノ酸は体内で合成することができない必須アミノ酸と、体内で合成できる非必須アミノ酸の2つに分類されます。非必須アミノ酸は、全部で11種類ですが、マカにはその中の8種類が含まれています。

その中でもアルギニンは、

・成長ホルモンの分泌を促す
・精子の数や量を増やす
・アンモニアを分解する働きを助ける
・脂肪の燃焼を促す
・免疫力を高める

などの効果に関わっているので、マカを代表する成分のひとつです。

マカは、栄養素を豊富に含んでいるので、マカの栄養素とアルギニンとの相乗効果で、

・疲労回復
・EDの予防、改善
・妊活効果
・ダイエット
・冷え性の予防、改善

などの効果が期待できます。

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