マカの便秘解消効果

マカには、便秘を予防、改善する効果があります。
ここでは、マカの便秘を予防、改善する効果と効果のある成分について説明します。

マカの便秘を予防、改善する効果

ホルモンバランスを整える

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つの種類があり、周期的にバランスよく働いています。

黄体ホルモン(プロゲステロン)には、大腸のぜん動運動を低下させたり、水分をため込んだりする働きがあります。そのため、ホルモンバランスが乱れて、黄体ホルモンが増えると便秘になる場合があります。
黄体ホルモンは、排卵後、生理の前までの期間に増えるので、生理前に便秘になる女性が多いのです。

また、閉経前後の女性は、エストロゲンが急激に減少し、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれているので、減ったエストロゲンの代わりに働いて、ホルモンバランスの乱れを整えます。

その他にも、マカに含まれているビタミンEには、プロゲステロンの材料となったり、ホルモンの分泌量やバランスを調整する働きがあります。

腸内環境を整える

人の腸内には、100種類から1000種類、100兆個以上の細菌がいます。

腸内の細菌には、

・ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌・・・悪玉菌の繁殖や定着を防ぐ、有害物質を排出する
・黄色ブドウ菌、病原性大腸菌などの悪玉菌・・・腐敗物質をつくり、有毒物質を発生させる、
・日和見菌・・・どちらでもない菌、どちらの作用もある

の、3つの種類があります。

悪玉菌が増えると、腸内環境が悪くなるので腸の動きが低下して、便秘や下痢になりやすくなります。

食物繊維は、

・善玉菌のエサとなって善玉菌を増やす
・腸の壁を刺激してぜん動運動を促す
・有害物質を吸着する
・便の固さをちょうどよくする

などの働きがあるので、腸内環境をよくして便秘を予防、改善します。

マカは、食物繊維を豊富に含んでいます。

マカに含まれる食物繊維の量

マカには、100グラム中、25.8グラムの食物繊維が含まれています。
便秘対策に効果があるさつまいもに含まれる食物繊維の量は3グラム、ごぼうには3.3グラムなのでマカの食物繊維の含有量の多さが判ります。

ただし、マカの一日の摂取量の目安は1500ミリグラムなので、マカを摂取して得られる食物繊維の量は、0.387グラムです。
18歳から69歳までの男性の食物繊維の推奨摂取量(2015年度版)は20グラム、女性は18グラムなので、マカで必要な量を全て摂取できるわけではありません。

毎日の食事に、さつまいもやごぼうなどの食物繊維を意識して取り入れつつ、マカで摂取量の底上げをするといいでしょう。

ストレスを予防、緩和する

ストレスを感じると自律神経が乱れます。

自律神経は、身体のさまざまな器官の働きを調整する神経で、脳の視床下部(ししょうかぶ)というところでコントロールされています。
自律神経には、身体が動いている時に優位に働く交感神経と、休んでいる時に働く副交感神経の2つがあり、この2つは、自動的に常にどちらかが優位になって働いています。

自律神経の働きが乱れて、交感神経が常に優位な状態が続くと、腸のぜん動運動が弱くなって便秘になります。
反対に、副交感神経が優位な状態が続くと、腸の動きが速くなりすぎて下痢になります。

マカには、自律神経の働きを整える効果があるビタミンB1や、セロトニン(自律神経を整える作用がある成分)の材料となるトリプトファン、フェニルアラニンが含まれています。

また、視床下部は、自律神経の他にホルモンバランスも整える働きがあり、互いに影響を与えるので、ホルモンバランスが整うと自律神経も整います。
マカは、ホルモンバランスを整えることによって、自律神経を整える効果もあります。

冷えを防ぐ

身体が冷えると、内臓も冷えてしまいます。
冷え性や低体温などで腸が冷えると、血行が悪くなり、腸の動きが悪くなります。
そうなると、便を排出する力が弱くなり、便秘になる場合があります。

また、腸内環境を整える効果がある善玉菌は、37度以上で活発に働くので、身体が冷えて腸内の温度が下がると、善玉菌がいてもあまり働かなくなります。

マカには、血行をよくする働きがある
・アルギニン
・ビタミンE
・二次代謝産物のアルカロイド類やサポニン

が、含まれているので、冷えを防いで腸内温度が低下するのを予防します。

二次代謝産物とは、植物の生命活動に必須ではないが、環境に適応するのに役立ったり、独特の効果があったりする成分のことで、薬効があります。
二次代謝産物が多く含まれているものほど薬効が高く、マカは製品によって数が異なりますが、多いものでは28種類もの二次代謝産物が含まれています。

偏った食生活を改善する

コンビニエンスストアやスーパーの弁当、ファストフード、レトルト食品、無理なダイエットなどで食事が偏ると、便の量や水分の量が減る場合があります。
また、たんぱく質は悪玉菌のエサとなるため、たんぱく質の量が多すぎて悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなって便秘になる場合があります。

マカには、アミノ酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維、糖類などがバランスよく含まれているので、足りない栄養素を補って、栄養が偏ることを防ぎます。

効果的な摂取方法

便秘の原因はさまざまですが、大きな原因のひとつに水分不足があります。
水分が少ないと、便が固くなったり、血行不良や冷え性になったりします。

便秘の予防には、食事以外で約1.5リットルの水を摂取すると効果的です。
水を一度に1.5リットル飲むと、内臓に負担がかかるので、数回に分けて摂取しましょう。
特に、朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むと効果があります。

マカも必要量を一度にまとめて摂取するより、数回に分けた方が効果が高いです。
ですので、例えばマカを毎食時と寝る前の4回摂取する場合は、多めの水で水分を補給しつつ摂取すると、便秘の予防、改善により高い効果が期待できます。

まとめ

マカには、

・ホルモンバランスや自律神経の乱れを整える
・血行を促進する
・腸内環境を整える
・ストレスを予防、改善する
・栄養の偏りを防ぐ

などの、便秘の予防、改善に役立つ効果があります。
また、便秘対策には水分補給も効果があるので、マカを摂取する際には、多めの水で水分を補給するとより効果的です。なお、マカは、栽培される土地や環境、栽培方法で含まれる成分の数や量が異なるので、購入の際は、メーカーのホームページなどでよく確認することをお勧めします。

関連記事Related