マカを摂取する上でのデメリット

マカは健康食品として知られていますが、摂取する上でのデメリットはあるのでしょうか?
ここでは、マカを摂取する上でのデメリットについて詳しく説明します。

マカには次のようなデメリットがあります。

マカは即効性がない

マカは薬ではなく健康食品なので、飲むとすぐに効果がでるわけではありません。
マカは、毎日適量を摂取することで効果を発揮しますが、効果が現れるのに1~4カ月かかります。

なぜ1~4カ月かかるのか?

詳しく見る

私たちの身体にある細胞は、古くなると新しい細胞に生まれ変わります。
これを「新陳代謝」といいます。
(肌の新陳代謝については「ターンオーバー」ともいいます)

細胞が生まれ変わるのには周期があり、身体の部位によって異なります。

・胃・・・5日
・小腸・・・2日
・髪、肌・・・約28日
・筋肉・・・2カ月
・肝臓・・・1カ月半~2カ月
・心臓・・・約22日
・血液・・・4カ月
・脳・・・1年
・DNA・・・2カ月
・骨・・・3~7年

ですので、マカを摂取しても、その成分に影響を受けた新しい細胞に体が入れ替わるまでは効果がでにくいのです。

特に、血液の細胞は全身の健康状態の基盤になると考えられているので、血液が生まれ変わる4カ月までは様子を見つつ摂取を続ける必要があります。
ただし、周期が短い胃や肌などは、比較的短い期間で効果が感じられることがあります。

コストが高い

マカは、健康食品の中でも比較的高価なものが多いです。
続けて長期間摂取することで効果を発揮するので、毎月一定の金額が必要です。

アレルギーが出る場合がある

マカは食品なので、肉や卵などと同じようにアレルゲン(アレルギーの原因)となる場合があります。

詳しく見る

特に、マカはアブラナ科の植物なので、

・ブロッコリー
・かぶ
・きゃべつ
・芽キャベツ
・菜の花
・大根
・小松菜

などの、アブラナ科の野菜にアレルギーがある人がマカを摂取すると、下痢、嘔吐、腹痛、喘息、かゆみなどのアレルギー反応を起こす場合があります。

また、

・アブラナ科の野菜にはアレルギーがないが、他の食物アレルギーがある人
・アレルギー体質の人

は、念のために摂取する前に医師に相談してください。
摂取する場合は、少量からはじめて様子を見つつ量を増やしてください。
もし、異常が感じられた場合は速やかに摂取を中止してください。

副作用と思われる症状が出る場合がある

マカは、ホルモンバランスに影響を与え、ホルモンバランスを整える高い効果があります。
ところが、人によっては影響が強くですぎて、かえってホルモンバランスが乱れてしまい、

・不正出血
・めまい
・頭痛
・下痢

などの、副作用と思われる症状が出る場合があります。
マカを摂取してこのような症状が出た場合は、速やかに摂取を中止してください。

乳幼児や子供は摂取できない

マカは、上記で説明したようにホルモンバランスに強い影響を与えるため、成長ホルモンの分泌が未発達な乳幼児は摂取を控えてください。
また、成長ホルモンの分泌が活発に行われる思春期の子供も同じ理由で避けた方がいいでしょう。

持病がある人は摂取できない場合がある

マカは、体質を改善して身体にさまざまな良い効果をもたらしますが、次の持病がある人は摂取できません。

甲状腺の病気

詳しく見る

マカにはヨウ素が含まれています。

甲状腺の病気の人は、ヨウ素を摂りすぎると甲状腺が肥大したり機能が低下したりする場合があるので、マカの摂取は避けてください。

腎臓病

詳しく見る

腎臓は血液をろ過し、老廃物や塩分を尿として体外に排出する働きがあります。
マカは代謝を促す働きがあるので、腎臓が悪い人がマカを摂取すると、腎臓が無理に代謝を促されて腎臓が疲弊してしまうリスクがあります。
また、腎臓病は人によってはカリウム制限がありますが、マカにはカリウムが豊富に含まれています。

ですので、腎臓病の人はマカの摂取は避けてください。

ホルモン治療中の人

詳しく見る

正確に言うと病気ではありませんが、病院で不妊やEDの治療としてホルモン治療を受けている場合は、マカの摂取は避けてください。

マカは、上記の「副作用がでる場合がある」で説明したように、ホルモンバランスに強い影響を与えます。
ですので、すでに病院でホルモン治療を受けている人がマカを摂取すると、さらにホルモンに刺激が与えられ、不正出血、排卵の遅れ、下痢、めまいなどの副作用がでやすくなる可能性があります。

子宮筋腫

詳しく見る

子宮筋腫の原因はまだ判明していません。
しかし、女性ホルモンのエストロゲンが増える初潮の頃から発生しはじめて、閉経してエストロゲンの分泌量が減ると小さくなっていくので、エストロゲンが関係していると考えられています。

マカには、エストロゲンに似た働きがある植物性エストロゲンが含まれています。
植物性エストロゲンは、エストロゲンが減ったときにエストロゲンの代わりに働いたり、ホルモンの分泌量を調整したりしてホルモンバランスを整える働きがあります。

マカが子宮筋腫にどのような影響を与えるのかは医学的に立証されていませんが、マカがホルモンに影響を与え、筋腫に作用して筋腫が増えたり、筋腫が大きくなる可能性は否定できません。

ですので、子宮筋腫がある人はマカの摂取は避けましょう。
同じ理由で子宮内膜症の人も症状が悪化する可能性が否定できないため、摂取は避けてください。

摂取前に医師に相談した方がいい場合がある

次に挙げる場合に当てはまる人は、マカを摂取する前に医師に相談してください。

肝臓病の人

詳しく見る

マカは、基本的には肝臓の働きを助ける働きがありますが、過剰に摂取すると肝臓が疲弊して肝臓の機能が低下する場合があります。

健康な人が肝臓の働きを助けるために摂取しても問題はありませんが、すでに肝臓病になっている人は、念のために摂取する前に医師に相談してください。

高血圧の人

詳しく見る

マカには高血圧を予防、改善する効果があります。
しかし、人によっては血圧がさらに上がった、という人もいるため、高血圧の人はマカを摂取する前に医師に相談してください。
医師の許可が出た場合は、少量からはじめて血圧の状態を確認しつつ量を調整してください。

妊娠中、授乳中の人

詳しく見る

マカは、基本的は妊娠中や授乳中でも摂取して大丈夫です。
ただし、マカが妊娠中の人や胎児、授乳中の人、赤ちゃんにどのような影響を与えるのかは、臨床実験が難しいため医学的には判明していません。
ほとんどのマカの製品の説明書きには、妊娠中、授乳中に摂取しても大丈夫、とありますが、メーカーによっては摂取を避けるように書いてあるものもあります。

ですので、妊娠中や授乳中にマカを摂取する場合は、摂取前にかかりつけの医師に相談すると安心です。

まとめ

マカは優れた健康食品で、健康に良いさまざまな効果があります。
しかし、薬ではないので即効性がなく、効果は1~4カ月たたないと分かりにくいというデメリットがあります。
また、人によってはアレルギーや副作用がでる場合もあります。
その他にも、

・乳幼児や思春期の子供
・甲状腺の病気の人
・腎臓病の人
・ホルモン治療中の人
・子宮筋腫、子宮内膜症の人

は、摂取を避けてください。

また、

・肝臓病
・高血圧
・妊娠中、授乳中

の人は摂取前に医師に相談してください。
マカは、栽培された土地や環境、栽培方法によって含まれる成分の量や数が異なるので、相談の際には摂取予定のマカの成分表を医師に見せると安心です。

デメリットのひとつに長期間それなりのコストがかかることが挙げられますが、定期購入やキャンペーンなどを利用するとコスト削減ができます。
マカはこれらのデメリットがありますが、これらの条件に当てはまらなければ、体質を改善し、身体を強くしてさまざまな症状を予防・改善するメリットがあります。
事前にメリットとデメリットをよく確認してマカで健康な体をめざしましょう。

関連記事Related